2008.05.18

■次回ロック夜話:ゲスト決定!

「小野島 大のロック夜話」vol.20

@円盤=http://www.enban.org/
5/18(日)18時半開場 19時開演 
チャージ:1000円(incl. 1 drink)
ゲスト:ウエノコウジ(Radio Caroline)
http://www.radiocaroline.jp/
司会:小野島大(音楽評論家)
*ゲストの愛聴盤を聴きながら、ゲストが自身の音楽史や音楽観を語り尽くすトーク・ライヴ・ショー

たぶんオレの知る限り、もっとも気さくで社交的なミュージシャンのひとり。基本的によく喋る人で酒飲みなので、当日は宴会気分で楽しくやれると思います。

お楽しみに!

(追記)
問い合わせ殺到のため、急遽予約制となりました!
*お問い合わせは直接「円盤」まで。要予約。info@enban.orgへ。

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2008.05.07

■NINの新作と音楽ソフトの未来

GWまっただ中の5日に突然発表され、大反響を巻き起こしているナイン・インチ・ネイルズの新作(もう!)『The Slip』。

Nintheslip

 これが配信先行、配布される4種のフォーマットはいずれも完全無料という太っ腹である。
 
 http://theslip.nin.com/

フォーマットは4種類

high-quality MP3s (87 MB)
will play in any MP3 player. encoded with LAME at V0, fully tagged.

FLAC lossless (259 MB)
CD quality - will not play in itunes or many other popular media players.

M4A apple lossless (263 MB)
CD quality - will play in itunes.

high definition WAVE 24/96 (1.2 GB)
better-than-CD-quality 24bit 96kHz audio

アートワークやクレジットはPDFで添付。

 7月にはCDやアナログでも発売するらしいけど、こっちはさすがに有料だろう。でもそうした物理メディアの売り上げで制作費をリクープするというよりも、ツアーなどで収益を確保するつもりなんじゃないかな。さすがに天下のトレント・レズナー、そういう割り切り方はさすがだ。

 前の「Ghosts」はほぼビートレス/ヴォーカルレスのアンビエント・アルバムだったが、今回はヴォーカルが入ったちゃんとしたロック・アルバムで、ナイン・インチ・ファンなら納得なはず。

 まあ正直言って私にとってNINの旬は「The Fragile」で終わっているわけだが、タダなら文句のつけようがない。MP3はかなり音質がやせているので、ダウンロードの手間はかかるが最低でもアップル・ロスレス以上のファイルを聞くことをおすすめする。重低音のノビがちがうよー。

 ダウンロードはMP3以外はBit Torrentでの配布。BitCometが日本語化されてて使いやすい。

 しかし同じ配信先行でも、レディオヘッドみたいにビットレートの低い音質の劣るMP3じゃなく、CDクオリティ以上のフォーマットを気前よく無料配布なんだから、トレント・レズナーの本気度がわかる。レコード会社の制約がなくなって、配信なら作品も思いついたときにほぼ時間差なしでリリースできるわけだし、こうしたやり方がほかのアーティストにもたらす影響は大きいだろう。CDを超えるマスターテープ・クオリティの高音質が売りのSACDなどの次世代CDはほぼ壊滅状態だが、配信ならそうした音質もデータという形でを手軽に制約なく提供できる。トレントのような音質へのこだわりが強いアーティストには魅力的だろう。

 こうした動きをみると、音楽ソフトは10年後にはヴァイナルと、WAVやFLACなど音声データ形式のみが残り、CDは消滅するって予測もまんざら妄想ではなくなってきた。著名なハイエンド・オーディオメイカーで、現在でも最高峰のアナログ・プレイヤーの「LP12」の製造/発売でおなじみのLINNから、こんな商品が出ちゃうぐらいだから。 こうした動きについていけないレコード会社やオーディオメイカーは衰退する一方だろう。

 先日、恒例の『オーディオベーシック』誌の対談試聴会で、RME Fireface 400を始めとするUSB/Fire Wire端子つきのDAコンバーター(オーディオインターフェイス)をいくつか聴いたのだが、比較のため用意した70万超のCDプレイヤーでCDを聴くより、私のノートPC(レノボのごく普通のもの)にCDからリッピングしたWAVファイルをオーディオインターフェイス(だいたい15万~25万ぐらい。DTM用が多い)で再生したほうがはるかに音が良かったのは衝撃だった。音楽業界もオーディオ業界も、大きな変わり目の時期にきているのかもしれない。

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2008.04.23

■ポリシックスのインタビュー

 使い勝手の良さと情報の細かさではやくも音楽情報サイトのポータルになりつつある「ナタリー」で、ポリシックスのインタビューをやってます。

ハヤシ激白!POLYSICS紆余曲折の10年史
http://natalie.mu/news/show/id/6730

 見出し通り、バンド10年の歩みを訊く、というもの。1回では終わらず合計2回に分けてのべ2時間半超、深夜に及んだ取材のたまものであります。もちろん字数の関係もあってだいぶ削りましたが、それでも雑誌ほど字数制限は厳しくないので、わりと盛りだくさんの内容になったでしょうか。ハヤシ君とはポリがまだパン投げるパフォーマンスをやってたころからのつきあいですが、例によってかなーーーり率直に、無防備と言えるほどぶっちゃけて喋ってくれました。当然のごとく(?)とても公にはできないヤバイお話も続出。やむなくカットした発言も多いです。

 ちなみに、新作にフォーカスして徹底的に掘り下げたインタビューは、いま出ている『SNOOZER』誌でやってます。そちらもあわせて、ぜひご覧ください。

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2008.04.02

■「音楽ライター養成講座」2008年4月期・受講生募集

「音楽ライター養成講座」2008年4月期・受講生募集

<講師>小野島 大(音楽評論家)
<期間>2008年4月2日~2008年9月17日(計12回)
<時間>毎月第1、第3水曜日 午後8時00分~9時30分
<場所>西武百貨店池袋店 池袋コミュニティカレッジ
<受講料>37800円(新規申し込みは別途)
<問い合わせ>池袋コミュニティカレッジ 03-5949-5487
http://www.seibu.co.jp/c_college/

 これまでにこの講座からプロのライターや音楽誌編集者を何人か輩出しています。音楽を題材に実際に作品を書いて、自分の感じたこと、考えたことをいかに文章化して相手に伝えるかを学んでいただきます。 ◆初回に課題提出あり

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■最高でした

いやもうほんとに嬉しくて嬉しくて

「ビタミン」「ドラゴン」なしで「カラテカ」と「オレンジ」が直結すると、あんな感じになってたのかも

そう考えるとずいぶん遠回りした気もするけど、でもあの時期がなきゃ今もないんだよな

でも一番盛り上がってたのがまりんが歌ったとこっていうのは問題かもね(笑)。しかもあの曲とは

卓球が客席にマイク向けて唱和させるなんて光景が見られるとは思わなかった

つうかなんでツアーやんないの? これでばらすのはもったいないよね

あーもーいくらでも語れるよ

酔っぱらいでごめん

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2008.03.31

■3回忌

Billy

 俺にとってウルフとはこの人のことだった。いい思い出しかないけど、なんだかすいぶん昔な気がする。彼の死でいろんなものがリセットされたんだろう。

 そういえば墓参りにも行ってないなあ。


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2008.03.24

■AIN'T IT FUN

3/22 とみぃさんのイベント、AIN'T IT FUN でDJ。

 どういう雰囲気のイベントなんだか全然わからないままうかがったのだが、ゲスト・バンドが「征露丸X」というナゴム系のコピー・バンドということなので、8年ぶりの新作も出るしこれしかないだろうと「電気グルーヴ縛り」の40分。卓球ソロや電気スチャもあわせ、ベタベタなヒット・パレードでやってみた。新作からの曲も当然プレイしたが、どちらかといえば「MUD EBIS」とか「BINGO」みたいな最初期の楽曲のほうがウケが良かったかな。人生の「All Night Long」もかけようと思ってたけど、征露丸Xに先に演奏されちゃったので、急遽差し替えたりして。でも楽しかった。

 じつというと風邪と花粉症のWパンチで、体調は最悪もいいとこ。プレイしている間はあまり気にならなかったが、それ以外は椅子にへたりこんでみんなが盛り上がっているのを呆然と眺めているだけ。すごく楽しそうなイベントだっただけに、体調万全ならと悔やまれた。

 「AIN'T IT FUN」は今回が最後ということ。やめる理由は聞かなかったけど、今のご時世、クラブイベントを続けていくのもいろいろしんどいからね。でも最後はタクヤさんのX大熱唱も聴けて、湿っぽくなることもなく終わったのは良かったんじゃないかな。ともあれみなさま、お疲れさまでした。

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2008.03.22

■久々にDJやります

>★「AIN'T IT FUN」Vol.15

□日時:3月22日(土)23:30~4:30

□会場:四谷OUTBREAK!

http://www.hor-outbreak.com/index.html

□料金:2,000円(w/1drink)※半券にて再入場可能

□regularDJ:とみぃ、津田大介、junne、あまなつ、showhey

□guestDJ:小野島大

□LIVE:征露丸X

□VJ:キキ

□ブログ:http://blog.livedoor.jp/aint_it_fun/

□mixiコミュ:http://c.mixi.jp/aif

 とみぃさん津田さんが主催するこのイベント、「現メンバー/現体制/四谷OUTBREAKでの開催はこれが最後」だそうです。じつは私、このイベントにはお邪魔したことないんですが、そんなわけでめちゃくちゃ盛り上がりそうな予感。

 「征露丸X」は、HONDALADYやケラ&ザ・シンセサイザーズのメンバーなどが参加する、ナゴム系コピーバンドだそうです。ちょっとおもしろそうですね。DOPING PANDAばから40分かけまくる特集コーナーもあるそうですが、なんといっても目玉は「手打ちうどんがタダでふるまわれる」という大盤振る舞い。な、なぜ手打ちうどん?

 なにをかけてもいいということなんで、なるべく賑々しくやろうかと思ってます。今のところ、和もの中心でいく予定。
 出演時間はまだ聞いてませんが、わかり次第お伝えします。

 お待ちしてます!

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2008.03.16

■次回ロック夜話は山本精一さん登場!

★「小野島大のロック夜話」vol.19
@円盤=http://www.enban.org/
3/16(日)18時半開場 19時開演
チャージ:1000円(incl. 1 drink)
ゲスト:山本精一
司会:小野島大(音楽評論家)
*ゲストの愛聴盤を聴きながら、ゲストが自身の音楽史や音楽観を語り尽くすトーク・ライヴ・ショー
先着予約制。名前、連絡先等明記の上、info@enban.orgまで。 定員に達したため、予約は締め切りました。

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2008.03.14

■WEB DICE

 最近、ちょっとした話題になってるサブカル系情報サイト/SNSの「WEB DICE」

 なぜか「ゲスト・ブロガー」というカタチで、日記を書かせてもらうことになった。

 正確にいうと、日記は誰でも書けるのだが、「ゲスト・ブロガー」だと、サイトのトップ・ページにいきなり表示されるというもの。

 このブログ、mixi、さらに匿名でやってる趣味のブログと、すでに日記は3つもやってるのでどうしようかと思ったが、9年前に自前のサイトを初めて立ち上げたときの初心に戻り、「WEB DICE」では日々の仕事関連の雑記やライヴやレコードなどの感想を記すものにしようかと。最近、そういうオーソドックスなのはあまりやってなかったし。

 トップページの一番下までスクロールすると、ゲストブロガーのコーナーが出てきます。

 私のページはここ
http://www.webdice.jp/user/269/

 別に何もしないでも日記は読むだけなら読めるけど、一応サイトに登録して、私とフレンド登録するか、「マイスター」っていうmixiでいう「お気に入り」みたいなやつに入れておくと、私の日記が更新されるたび、知らせてくれます。コメントとかも残せます。

 マイスター登録は、私の了承を得ないでも勝手にできます。フレンド登録は、申請してもらえれば知り合いなら無条件でOK。一応SNSなんですが、すべてをオープンに、という運営者のコンセプトがあり、外部からでも見られるというわけ。

 毎日更新とはいかないかもしれませんが、なにかトピックがあったら、書きます。

 サイトも、サブカル系の情報が充実。うまく使えば、いろいろ役に立つかも。よろしかったらのぞいてみてください。

 問題は、このブログの扱いをどうするかだが、いろいろ考え中です。

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2008.03.10

■さようなら。

歳をとれば、めでたい話よりも訃報のほうに多く接することになる

だが自分より若い人が死ぬのはつらい

年寄りの方が先に死ぬのが自然の摂理というものなのに

せめて、自分だけは世話になった先輩たちより先に逝かないようにしよう

だから、これ読んでるオレより若い人は、オレより先に絶対に死ぬなよ!!!                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

彼とは、仕事よりもなによりも、福島競馬場に競馬旅行に行ったのが最高の思い出。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

さようなら、上田現。

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2008.02.24

■A&Vフェスタ in パシフィコ横浜

 下記エントリーのオーディオイベント。ご来場いただいた方はありがとうございました。関係者によると、キャパ120程度の会場で、おそらく150名前後は入ったのではないか→なんと! 瞬間最大風速で340人入場ですと! ありがとうございました!とのこと。動員的には大成功だった。でもイベントとしては…正直、ちょっと不完全燃焼気味だったと思う。来てくださったお客さんには申し訳ない。以下、言い訳です。

 会場に到着すると、思ったよりずっと広い部屋。ちょっとした会議室みたいなところかと予想していたが、会社の全体朝礼でもできそうな広さである。そこに総額1900万超のシステムが並ぶとさすがに壮観。

 しかし音を出してみると問題続出だった。会場の音響レベルが最低。まずはプリアンプのヴォリュームの11時から12時ぐらいの音で出してみたが、床鳴りがひどく、中低域が混濁して、とくにFレンジの広い最近の録音は苦しく、マッシヴ・アタックのような特に低域のブーミーな録音は、正直お話にならないレベルの再生音。おまけに会場が広いため、12時程度のヴォリュームでも「爆音」にはほど遠い。だからといって、それ以上あげようとすると完全に音が破綻してしまう。仕方ないので10時から11時ぐらいのヴォリュームで、なんとか聞けるレベルのソフトをあれこれ探っていたら、会場側から「音量をさげてくれ」とのお達しが。ひえー。おまけに事前の準備時間も足りず、セッティングをつめきれない。

 そうこうするうち時間が来たので開場。広い会場がたちまちお客さんで埋まり、そうすると床鳴りが多少押さえられ、吸音効果も出てきて、リハのときよりは少しはマシな再生音になった。しかしそのぶん、体感的な音量レベルが落ちて、再生音はますます「爆音」からは遠ざかる。うーむ…

 しかも中低域のまとまりのなさは変わらず、一番期待していたコーネリアスはあまりに再生音がプアで、途中で試聴中止したほど。PILやエイフェックス・ツインはまあまあいい音で鳴っていたが、レディオヘッドもメタリカも到底満足できる音ではない。おまけに聞き進むうち、途中で頻繁に音(とくにウーファーからの)が途切れるようになる。最初はスピーカーがとんだのかと肝を冷やしたが(なんせ何回も前科があるので)、どうやらパワーアンプ(LINN)が「過大入力」ということで保護回路が働き、一時的に信号を遮断していたらしい。そういえばいつぞや和田博巳さん宅で爆音リスニングパーティーをしたときも、同じような現象が起きたことがあって、そのときもパワーアンプはリンだった。リンはとても音楽的で美しい音のするアンプだけど(私も使ってる)、その瀟洒な外観から想像つくとおり、室内でおとなしく聴く人向け。こういう乱暴な用途には向かないということだろう。アンプやプレイヤーの選択はオーディオベーシック編集部と広瀬さんにお任せしたのだが、今回のイベントに限っては、多少音はガサツでも、クレルあたりのアメリカン・ハイ・パワー仕様のもののほうがよかったようだ。

 そして1時間半という時間はやはり圧倒的に短く、もっていったCDのごくわずかしかかけられず。ダムドもビョークもレッチリもクリス・クラークもシネマティック・オーケストラもコンヴァージもジス・ヒートもジョイ・ディヴィジョンもフィッシュマンズもピクシーズもバトルズもガスター・デル・ソルもビッグ・ブラックもかけられずじまい。最後に広瀬さん持参のゆらゆら帝国で盛り上がって(これも保護回路のおかげで中断したけど)、最後にニルヴァーナでもかけるかと思っていたら、主催者から、もう終わりにしてくださいと言われショボーン。なんだか実に尻切れトンボな、冴えない終わり方になってしまった。

 なんとも不完全燃焼な1時間半。もっと会場は狭くていいから、ちゃんとそれなりの防音・調音対策を施したハコで、それなりのアンプを用意して、セッティングもじっくり詰めて、もう一度リターンマッチしたい!!! そんで時間は5時間ぐらいやりたいですねー希望の方はオーディオベーシック編集部に要望してください…としゃべってはみたものの、小さなハコで5時間ぶっ通しで爆音で、って、それ、クラブってことじゃんと、あとで知り合いに指摘された。そりゃそうだよなー。悔しいけど、爆音度も音の良さも代官山AIRはおろか中目黒のOVOや渋谷のマイクロオフィスあたりにも全然かなわなかった。もちろんそういうハコの音はクラブ・ミュージック向けに特化してるし、聞くというよりは全身で浴びて踊るためのものだから、広瀬さんがかけたようなキング・クリムゾンやボブ・ディラン、あるいはコーネリアスみたいな音源が最上の音で聞けるとは限らないし、ホーム・オーディオにはホーム・オーディオなりの良さがある。だからできればオーディオメーカーが使っているような広めの試聴室で、10~20人ぐらいのお客さんを集めて、もう一度やってみたいという思いは強く持った。

 司会進行としてもちぐはぐで、「セミナー」と銘打っているわりには役に立つ話はいっさいできす。いくら無料イベントとはいえ、わざわざ遠方からきてくださった入場者の方には本当に申し訳なかったです。なにより私が悔しい。リターンマッチがしたいなあ。

 最後に、事前になんの打ち合わせもなかったのに突然指名してしまい、それでも快く壇上にあがってもらってコメントまでしてもらったクラムボンのミトさん、すいませんでした&ありがとうございました。

 それにしても悔しい… 

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2008.02.19

■すごいことになってきた

下のエントリーで書いた、このイベントですが、

★「A&Vフェスタ2008」@パシフィコ横浜
「ロックこそいい音で聴こう」
http://www.avfesta.com/avf08/event/seminar.html
2月23日(土)14:30~ 入場無料
出演:広瀬陽一・小野島大
共同通信社・オーディオベーシック誌
☆ハイエンド・オーディオ装置でロックを爆音で鳴らす!


 このイベントの使用機材が決まりました。

●SACD&CDプレーヤー ワディア581 ¥1,764,000
●プリアンプ FMアコースティックスFM255MkⅡ ¥4,830,000
●パワーアンプ リン KLIMAX SOLO ¥3,570,000(ペア)×2
●スピーカー ATC SCM100SLPT ¥2,100,000(ペア)
         PMC MB2 ¥3,232,950(ペア)


 ひいいいいいいいいいいいい

 プレイヤー+プリ+パワーの計だけで、13734000円
 スピーカー2セットを足してなんと総額19066950円!

 1900万円超ですよ!!!

 私が想定していたのはせいぜい総額200~300万クラス、スピーカーはジェネレックとかKRKの中型パワード・スピーカーか、民生用ならATCの中堅クラスをお願いしてたんですが、アンプもプレイヤーもスピーカーも、そのはるか上のランクをオーディオベーシック編集部が揃えてくれました。リンのKLIMAX SOLOを4台ということは、バイアンプ駆動するわけでしょう。ひえーなんて贅沢な。

 このクラスの機器を揃えて聞く機会なんて、プロのオーディオ評論家でもない限り、まずないでしょう。まして自分の好きな音源で、好きな音量で心ゆくまで浸り込む機会なんて、この先2度とありえないはず。

 クラブやライヴ会場で聴くのとはひと味違う、ホーム・オーディオの極限体験。すごいことになりそうです。

 この超ハイエンド機器で、ギターウルフとかダムドとかストゥージズとか、そういうロックを巨大音量で聴くというバカな妄想がムクムクとわいております。コーネリアスとかエイフェックス・ツインみたいなモダンなエレクトロニク・ミュージックも、気持ちよさそう。

 いやあ、楽しみ~~

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2008.02.11

■2/23は横浜へ

★「A&Vフェスタ2008」@パシフィコ横浜
「ロックこそいい音で聴こう」

2月23日(土)14:30~ 入場無料
出演:広瀬陽一・小野島大
共同通信社・オーディオベーシック誌
●ハイエンド・オーディオ装置でロックを爆音で鳴らす!

 広瀬さんと私で、愛聴盤を持ち寄り、超高級オーディオで、それを比較試聴しながら、勝手気儘にしゃべりまくるという内容になるはずです。いわば、「オーディオベーシック誌」で連載している「シンキング・イヤーズ」をお客さんの前でやろうというイベント。

以下、広瀬さんの日記から転載

面白いかどうかは、よく分かりません。でも、ひとつだけ、お約束できます。 他にもイベントが組まれていますが、たぶん、我々のものが、一番、大音量で音を鳴らしてるはずです。常軌を逸してるとしか思えないくらいのレベルで。オーディオベーシックの編集長にも、スピーカーのユニットがぶっ飛んだり、焼け焦げても、知りませんよ、と既に確約済みです。

みなさま、お暇でしたら、是非お越しくださいませ。入場無料です。

 ギターウルフとストラグル・フォー・プライドのスプリット・シングルで自宅スピーカーをとばし、各誌オーディオ視聴でメーカー貸与のスピーカーを何台も飛ばした前科がある私に、よくこんな無謀な企画を持ち込んでくるものです(苦笑)。
 たぶん1時間半ぐらいになるのかな? 私はニルヴァーナとかエイフェックス・ツインとかバトルズとか、そういうのをもっていく予定。お待ちしてます。

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2008.01.21

■ありがとうございました

 昨日のロック夜話、ご来場いただいた方はありがとうございました。

 びっくりするぐらいたくさんのお客さんにきていただき(過去17回やっているこのイベントでも動員はかなり上位のほうだった)、タナソーさんも大張り切りで、こっちがはらはらするほど率直にいろいろなことを話していただきました。とくに少年時代からの自分史を、かなりつっこんであかしていただいたのは感謝。ご本人は、お客さんが楽しんでいただけたかどうか、かなり気にしていましたが、タナソーファンはもちろん、音楽ジャーナリズムのありかたに関心を持つ人にとっても、有意義な時間だったと思います。
 九州DJツアーから会場に直行、3時間半しゃべりっぱなしだったタナソーさん、本当におつかれさまでした。

 次回は3月16日予定。ゲストはまだ未定です。

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2008.01.14

■横山健@武道館

 良かった。楽しかった。

 開演時間ギリギリに会場に到着したら、物販にものすごい長蛇の列で、この時点でもうお祭りムードは絶好調。会場に入ったら2階席の上のほうまでびっしり詰まった超満員。ライヴが始まれば、フロアのあっちでグルグル回ってるわ、こっちで折り重なってるわ、そっちで肩組んでスキップしてるわ、押し合いへしあいぶつかりあい、ダイブしてるわボディサーフしてるわ、上から見てるとぴょんぴょんと飛び跳ねてるさまが人間ポップコーンみたいでおかしくて仕方ない。あまりに面白いので、ずっとフロアばかり見てた。とにかくすごい熱気とエネルギーが充満してて、こんなにヴォルテージの高いロックのライヴって、すんごい久しぶりに見た気がする。アーティストも客もとにかく楽しそうで屈託がなくて、こっちもニコニコしっぱなし。連帯とか団結とか共有とか、そんなタームがいまどれだけ有効なのかわからないが、こんな場を共に作り上げることができたアーティストも客も本当に幸せだと思う。もしオレが10代のガキなら、一生忘れられないような思い出になったろう。

 ロックのライヴでこんなに気持ちのいい、後味のいいのは久しぶり。音楽的に語るべきポイントってそんなになかったりするけど、そんなのどうでもいいや……と思わせてくれたのも久しぶりだった。いい夜でした。

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2007.12.31

■次回ロック夜話

★「小野島大のロック夜話」
@円盤=http://www.enban.org/
1/20(日)18時半開場 19時開演
チャージ:1000円(incl. 1 drink)
ゲスト:田中宗一郎(『SNOOZER』誌編集長)
司会:小野島大(音楽評論家)
*ゲストの愛聴盤を聴きながら、ゲストが自身の音楽史や音楽観を語り尽くすトーク・ライヴ・ショー。

 今回は初めての非ミュージシャンのゲストです。
 最近私はスヌーザー誌で仕事させていただくことが多く、当然タナソー氏と話す機会も多いんですが、その文章以上に饒舌で論客ですね。彼との会話はいつも面白く刺激的です。スヌーザー誌などあちこちで対談・座談会をやりまくってる人なんで、それと同じようなものになっても仕方ない。今回は彼の音楽誌編集長としての表の顔だけでなく、もっとパーソナルな音楽観を引き出せればいいと思っています。

 今後はこういう非ミュージシャン系のゲストも増えていくと思いますが、動員がどれぐらいあるのか、オレとタナソーの対談をお金出して見たいと思う人がどれぐらいいるのか全然わかりません。かっこつく程度にお客さんが入ってくれれば、今後のゲストの幅も広がりそう。ともあれ興味のある方は予定に入れておいてください。将来、音楽関係の仕事(とくにジャーナリズム関係)につきたいと思っている人も必見の内容になるはず。

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2007.12.06

Mary J. Blige

 新作『Glowing Pains』(12/19日本盤発売)で、トッド・ラングランの「ハロー・イッツ・ミー」をやってる。これがあまりに素晴らしすぎて悶死。割合に原曲(ナッズのオリジナルではなく、『サムシング/エニシング』収録ヴァージョン)に忠実なアレンジで、ブライジの歌唱もオリジナル・メロディをあまり崩さず歌っている。そうするのが一番と思ったのだろうし、だからこそ原曲の甘美なフィリー・ソウル風味がちゃんと活かされた最高の仕上がり。資料にはこのカバーについて何も触れられておらず、どういう理由で取り上げたのかわからないが、たぶんトッドのディープな黒人音楽愛好家としての側面に共鳴したのだ……と思いたい。

 さっきからこればかり聴いているので全然仕事が進まない。いやー年も押し詰まって、いいものに巡り会いました。

 ちなみに日本盤(およびUK盤)のみ収録の曲なので注意。

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2007.11.22

■もろもろ近況報告など

●日曜日のロック夜話、おいでいただいた方はありがとうございました。

 フロアが若干広くなって、まさに立錐の余地もないギチギチの満員だった前回に比べると、だいぶラクに見てもらえたでしょうか。でもなにより驚いたのが、前回1時間半遅刻したヤマジ大先生が、なんと開演予定時刻前に会場に到着したこと! 心を入れ替えたんでしょうか。いい傾向です。

 イベント自体は、dip新作とソロ・ボックスを聞きながら、ゆるーく話す。リハ帰りだったというヤマジ君はギターを担いできていて、ギターをつまびきながらあれこれとりとめもなく雑談。ヤマジの自室に招かれたような親密さがあって、なかなかいい雰囲気だったのではないでしょうか。

 ただしその親密さは初心者無用の閉鎖性(という言い方はおおげさだが)に繋がるわけで、「話に暗黙の了解事項が多すぎて、よくわからなかった」と円盤店主の田口君から指摘。まあお客さんも全員ヤマジの熱心なファンだから支障はなかったと思うが、確かにあまり身内の内輪話に収束してしまうのはよくない傾向だ。今まではよく人柄を知っていて、気心が知れた人にばかり声をかけていたけど、これからは、面識がない人といきなり3時間のトークショーというのも、ジャズのセッションみたいで刺激的かも。精神的に消耗しそうだけど。

●私が主催する恒例のパーティー「bring the noise」は12月22日(土)で一応決定。ですがどういう形式でやるか考え中。今まではDJ14人30分プレイ態勢でやってたけど、たまにはDJを減らして長時間じっくりまわしてもらおうかなと思ったり。でもブリノイは基本的にお祭りだから、たくさんいたほうが楽しいし……。

●先日は渋谷で石井聰亙と田口トモロヲの対談取材に行ってきました。12月に出る石井聰亙ボックスIIのからみ。ふたりとは完全に同世代なので、若いころの音楽~映画体験など、いちいち話がわかりすぎて面白かった。

●14日にキューン・レコードの新人コンベンション、19日にホットスタッフ(イベンター)主催の新人ショウケースといってきて、若いバンドをいっぱいみてきました。14日はニコ・タッチズザ・ウォールズというギター・バンドが群を抜いてよかった。21日はどのバンドもかなり面白く刺激的でしたが、噂のネハンベースはやはり一頭抜けていたかな。「明るいポスト・ロック」ってかんじ。ほかには神戸の女子トリオ「マス・オブ・ザ・ファーメンティング・ドレッグス」というニルヴァーナとマイブラとモグワイをあわせてあっけらかんとさせたようなバンドがよかった。レンチもゲストに出ていたけど、あいかわらずテンション高い。

 すでにできあがったベテラン・中堅のライヴは、よほど好きじゃないと義務感を伴いがちになるけど、こういうイベントは楽しい。ライヴハウスで新人をおっかける楽しさを少し思い出しました。

●ミュージックマガジンから、07年ベスト・アルバムの依頼が。もうそういう季節なのね。 

●mixiのKEN→GO君の日記によれば、大阪シスコが閉店、続いて渋谷のシスコがハウス2号店にすべて統合されてしまい、ハウス、テクノ、ヒップホップ店が全部なくなるらしい。えええええええええ、そりゃねえだろう…最近ちょっとごぶさたしてるんで何もいう資格ないけど、ショックすぎる……

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2007.10.31

■次回ロック夜話

★「小野島大のロック夜話」
円盤(東京・高円寺)
11/18(日)18時半開場 19時開演
チャージ:1000円(incl. 1 drink)
ゲスト:ヤマジカズヒデ
司会:小野島大(音楽評論家)
*ゲストの愛聴盤を聴きながら、ゲストが自身の音楽史や音楽観を語り尽くすトーク・ライヴ・ショー。

 2年前の第4回以来2回目のヤマジ登場です。ソロ・アルバム・ボックス・セット再発およびdip新作発売記念ということでお届けします。

 前回は45人以上が集まる「ロック夜話」史上最高動員でした。20人以上入ると立ち見になってしまうので、座ってゆっくり見たい方はおはやめのご来場をおすすめします。特に事前予約受付や整理券の発行等は予定していません。

 ライヴでのイメージとは全然違って、とてもよく喋ってくれる人なので、きっと楽しいひとときとなると思います。お待ちしてます!

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