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2004.02.28

■Fear of Music

fearofmusic.gif

●3月5日(金)22:00~till late
●at:DUNE(三軒茶屋)map
●DJs:伊東篤宏(代々木オフサイト)、河奥修也(Abu Dhabi Disc)、おだゆみこ(Overground)、たーさま(Overground)、小原敬儀、小野島大
●Charge:300yen

 ノイズ・アヴァンギャルド、フリー・ジャズ、インダストリアル、デス・メタルなど、「嫌になるほど重い」「うんざりするほど過激」「帰りたくなるほどうるさい」音をかけるイベント、だそうです。たぶん私はノイズ中心になると思いますが、当日の気分で何をかけるかわかりません。来週の金曜日。お好きな方はどうぞ。

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2004.02.27

■スクールオブロック

 いやー笑った。死ぬほど笑った。面白い。文句なし。

 なぜかこのところ映画づいている。東銀座のUIP試写室で。アメリカ公式サイト日本公式サイト

 中原昌也のほとんど宗教的な説得を受け見に行ったのだが、これが大当たり。

 お話はというと、ロックしか能のないボンクラがニセ教師になりすまし小学生のガキにロック道を叩き込む、というだけ。前半部の子供たちのキャラクターをもう少し丹念に描き分けると良かったとか、後半部の展開がルーティンだとか、欠点はいろいろあるけど、10歳の子供に最初に教えるロックがブラック・サバスの「アイアン・マン」というくだりで、一気に引きずり込まれた。とくに前半部はテンポもよく爆笑の連続。映画を見て涙が出るほど笑ったのは久しぶりだ。

 この映画の面白さのひとつは、ロックのスパイナル・タップ性というか、ルーティンなロック・イメージの徹底したパロディ化とカリカチュア化にある。暑苦しいほどロック命の主人公(テネイシャス・Dのジャック・ブラック。熱演!)の馬鹿馬鹿しいほどのロック信奉ぶりをワハハと笑うのがこの作品の肝。だがそのカリカチュアが、比較的シリアスな展開となる後半部では半ば本気のロック賛歌になっていくわけで、そこが感動的でもあり、気恥ずかしくもある。だがこの作品のもうひとつの肝は、社会性ゼロのオトナコドモであるダメ主人公が小学生との「ロックごっこ」にのめり込んでいく過程で成長していく一種の教養映画でもあるわけで、だからこそルーティンの展開ながら全然飽きず、ハラハラしたりホロリとさせられたりして、最後まで楽しめてしまうわけだ。

 とにかく悪いこと言わないから、この日記読んでる人は、なにをおいても見たほうがいいです。この前紹介した「永遠のモータウン」も素晴らしい音楽映画だったけど、エンタテイメントとしては、やっぱりこっち。もしキミが「オレはダメな人間だなあ」と一度でも思ったことがあるなら、必見です。オールド・スクールなロックに多少なりとも知識があればなお結構。

 これでも興味持てない? なら、この映画の音楽アドバイザーがジム・オルークだというネタはどう?

 さすがに話題の映画、試写会場にはバッファロー・ドーターのムーグ山本さんやスチャダラパーのシンコやアニなど、音楽関係者多数。GWに全国東宝洋画系で公開。あー楽しかった。試写会、もう一度見に行こうか……(中原はもう4回見て、見るたびに泣いているらしい)。

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2004.02.26

■ラジオ出演/雑誌記事

 今週末から来週にかけて、小野島が出演するラジオ番組が数本。お時間があればぜひお聞きください。感想なども寄せていただけるとウレシイです。

●「EVERYBODY KNOWS?」2月28日(土)20時~21時OA at SHIBUYA FM78.4MHz
 ホストはライターで、ポエトリー・リーディングのユニットもやっている東雄一朗さん。「UK New Wave Renaissance 2004」企画の特集で、50分ほどゲスト出演します。これを書いている時点では収録はまだですが、2月25日発売分から何曲かOA、また「Fine Time」に関しては原曲との聞き比べなどもやるつもり。SHIBUYA FMは渋谷区とその周辺で聞けます。

「石井竜也の舞台裏物語」2月29日(日)19時~19時半OA at TBSラジオ
 ホストはキャバレー・ヴォルテール好きのカールスモーキー石井こと石井竜也さん。近々来日するディヴィッド・ボウイについて話してます。収録済。

「ケンロックスナイト」3月6日(土)26時~28時OA at インターFM 76.1MHz
 ホストはおなじみ「London Nite」の大貫憲章さん。「UK New Wave Renaissance 2004」企画の特集で、30分ほどゲスト出演します。

 それから今出ている週刊SPA!の特集記事「30歳からのハローワーク」で、取材を受けていますので、立ち読みでもしてやってください。

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■2月25日の日記

 「Fine Time」の初日バックオーダー数を聞く。レコード会社担当によれば「まあまあ」だそうだ。某通販サイトのオーダー数も聞く。労力を考えるともっともっと売れて欲しいと思うが、昨日の日記で書いたような状況を考えれば、健闘しているほうかもしれない。洋楽ではスリッツ、デキシーズ、オルタード・イメージ、キリング・ジョークなどの売れ行きがいいようだ。

 夜、原稿準備で資料用のCDを探すもののどうしても見つからず、癇癪をおこしていたところ、ロザリオスのリハーサル帰りの中村達也から電話で飲みの誘い。家が近所なのでときどき飲むのである。「Fine Time」のサンプルを持参して、歩いて数分の居酒屋に行くと加藤隆志君とトキエさんもいて、深夜まで痛飲。現在曲作り中で、春からレコーディングに入る予定だそうだ。また達也は去年の年末にdipのヤマジカズヒデ、元バウハウスのディヴィッドJとセッションしたらしい。ヤマジがサントラを手がけている映画監督の豊田利晃(『ナイン・ソウルズ』など)の肝いりだそうだ。へえ~という感じ。この3人でどんな音を出したのかね。ヤマジと達也、ほとんど性格は対照的と思えるが、どういう会話を交わしたのか、ちょっと興味深いところ。
 また加藤君のもうひとつのバンド、スカパラも現在曲作り中。アメリカのフェスに出演も決定したそうです。

 帰宅後CD探索を続けるが結局見つからず買うことにする。絶対持ってるはずなんだけどなあ。整理整頓能力のなさに我ながら呆れる。

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2004.02.25

■発売日

 発売日の前日(24日)、打ち合わせや試写会の合間を縫って夕方、渋谷のレコード店をいくつかまわってみた。

 タワーは1Fのスーパーカーのコーナーと2Fの邦楽売場で『Fine Time』を面出ししていた。3Fの洋楽売場では、スリッツを始め発売全タイトルがコーナー展開。『Fine Time』も置いてあった。

 ツタヤは地下のCD売場を見るが、『Fine Time』は1枚も見つけられなかった。仕入れていないのか、売り切れたのかは不明。

 HMVは3Fのテクノ売場で『Fine Time』を面出し。2Fの洋楽ロック売場で「UK New Wave Renaissance」のコーナーがあったが、『Fine Time』は置いていなかった。1Fの邦楽売場では、スーパーカーのコーナーに3枚だけ置いてあり、目の前で1枚売れていった。仕入れ枚数がこれだけとも思えないから、たぶん初回分はほぼ完売したのだろう……と希望的観測。スーパーカー新譜と同日発売なのが、いい相乗効果となっているようだ。

 アマゾンでは『Fine Time』はだいたい売り上げランク200位から300位ぐらいをうろうろしている。HMVとタワーの通販サイトでは初回仕入れ分は完売したようだ。全国の初回出荷枚数は聞いているが、お店ごとの初回数は把握していないので、何枚売れたのかは不明。洋楽のほうはかなり売れ行きにバラツキがあるようだが、もちろんこれは予期していたこと。トータルの売れ行きで判断したいところだ。

 キューン・レコードの担当者によれば、『Fine Time』の内容の評判はよく、レコ評もおおむね好意的なものが多いようだ。音のあがりが遅かったのでプロモーションは遅れがちだけど、口コミなどの効果でこれから徐々に広がっていくだろう。どのみち発売日からいきなりドーンと売れるような類のものではないし、いくらお気に入りのアーティストが入っていても、他の音源に納得しなければなかなか手は伸びにくいだろうから。決算期で各社の目玉新譜の揃う時期の発売、おまけに2枚組のCCCDと三重苦を背負ってのリリース。だけどジャケも含めた音楽の内容は胸を張って誇れる内容になっている(はず)。バック・オーダー数は発売日の翌日以降にははっきりする。さて、どうなることか。

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■リアリズムの宿

 つげ義春の作品を山下敦弘監督が映画化。24日、渋谷の東芝試写室にて。公式サイト

 この監督の作品は見たことなかったし、出演している俳優も「萌の朱雀」の尾野真千子以外、知らない人ばかり。原作はもちろん読んだことがあるが、音楽をくるりがやっているという以上の何の先入観も持たず見たら、意外に、というかかなり面白かった。

 お話は、つげの短編「リアリズムの宿」「会津の釣り宿」のエピソードを随所に織り込みつつも、基本的にはオリジナルといっていい。つげ作品というと暗いイメージがあるが、本作はオフビートな感覚のコメディ。ギャグのタイミングが絶妙なので、試写室はクスクス笑いが絶えない。これといったドラマもない、淡々とした旅の日常を描いただけのちいさなちいさな、でも愛すべき作品である。今春、シブヤ・シネマ・ソサエティにて公開。

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2004.02.24

■BUY OR DIE

 いよいよ「UK New Wave Renaissance 2004」の発売日が迫ってきた。早いお店では今日の夕方には店頭に並ぶだろう。はたしてリスナーにどのように受け入れられるのか、期待半分、不安半分というところだ。

 洋楽リイシュー盤にしてもトリビュート盤にしても、これで完璧と言い張るつもりはないが、企画監修者として現時点でのベストを尽くしたつもりだ。この企画がうまくいけば、よりディープでマニアックな「次」が期待できるはず。何十万枚も売れるベストセラーになるなんてもちろん思っちゃいないが、次の企画が実現できるぐらいの実績があがってほしいと切に願う。ちなみに左のサイドバーから、当該商品が買えます。

 感想やご意見など、メールでもコメントでもBBSでも結構なんで、どんどんお寄せください。

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■ついに朝日新聞にJOJO広重登場

 23日付の夕刊。アサヒ・コムより

 無署名の記事だが、もちろん書いたのは『Nu Sensations』でも書いていただいた朝日新聞随一のアンダーグラウンド・ミュージック愛好者の近藤康太郎記者にまちがいあるまい。近藤さんは「週刊金曜日」で『Fine Time』の記事を書いていただいているはずだけど、まだ見ていない。

→と思ったら、コメント欄のbeeswingさんの書き込みによれば、記事を書いたのは近藤さんではないようだ。勝手な思いこみで間違った情報を書いてしまい、申し訳ない。しかしアルケミーの記事を書くような記者がふたりもいる朝日新聞、侮り難し(2月25日)。

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2004.02.22

■パーティー

 ふたつほどパーティーが決まってます。

 まずは「fear of music」
 3月5日(金)22:00~@三軒茶屋DUNE 
 フリー・ジャズとかデス・メタルとかカオティック・ハードコアとかノイズ/アヴァンギャルドとか、要するに「Extreme Music」全般をガシガシかけまくるという非常に暑苦しいイベント。主催は雑誌「OVERGROUND」編集部の立石さんと小田さん。ぼくもDJで呼ばれてます。主催者からは"選曲に関しては、「嫌になるほど重い」「うんざりするほど過激」「帰りたくなるほどうるさい」という感じで"と言われている。詳細はいずれまた。

 それから4月10日(土)に「bug II」を。お店は再び西麻布Bullet'sに戻ります。こっちはまだ詳細まったく未定。

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■スーパーカーの新作

 サンプルが届いたけど、こりゃすごい。いや、中身もだけど、ジャケのアートワークが。
 公式サイトで見ることができるけど、このぶっ飛び方、マジカル・パワー・マコかと思ったよ。ボックス・セット仕様の特殊大型ジャケは中を開いてさらにびっくりだ。イラストは田名網敬一、デザインは宇川直宏と田名網敬一。いや、すさまじいことになってますね。

 フィッシュマンズ・トリビュートの資料も届く。全13曲中10曲のみ、それもマスタリング前の音源を聴き始めたところなので断定はできないが、わりとオーソドックスな歌モノに仕上げている人が多い。もちろん曲の良さでフィッシュマンズの右に出る者などほとんどいないから、曲の良さを際だたせるというやり方は正解ではあるんだけど、どれも予想の範囲内というか。クラムボン「ナイトクルージング」と曽我部恵一「BABY BLUE」はさすがの貫禄だったけど、曲やアーティストによっては異世界に踏み込んでいくようなフィッシュマンズの跳躍力をさらに拡大していくイマジネーションが欲しかった気がする。そういう意味ではOOIOO「POKKA POKKA」が面白かったか。ともあれ完パケを待つ。

 20日(金)は古明地洋哉@下近沢シェルター。傑作『孤独の音楽』リリースを受けての3ヶ月連続ライヴの3回目。生真面目さがよく出たライヴで、刺激には欠けるが好感が持てた。終演後に流れたザ・ザが泣けた。

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2004.02.19

■UK NEW WAVEを着信メロディで

 洋楽ケータイ着メロサイト「SAL洋楽マニア」にて、「UK New Wave Renaissance 2004」とのタイアップ特集が2/20よりスタート!
 「Fine Time~Tribute To New Wave」でカヴァーされている原曲の着信メロディがダウンロード可能。これから再発されるUK New Waveの着信メロディも続々と配信予定。リリース情報もケータイでチェックできます。

SAL洋楽MANIA アクセス方法
●i-mode
i Menu → メニューリスト → 着信メロディ/カラオケ → Rock/Club/洋楽
月額100円:着信メロディ 7曲、待受画面 5枚
月額200円:着信メロディ 14曲、待受画面 10枚
http://i.elesal.com/

●EZweb
トップメニュー → カテゴリで探す → 着信メロディ
SAL洋楽20:着信メロディ 1曲20円、待受画面 1枚20円
SAL洋楽200:着信メロディ 15曲、待受画面 10枚
http://ez.elesal.com/

SAL洋楽MANIA公式サイト http://www.elesal.com/

おいお前ら! カメレオンズやキリング・ジョークの着メロがダウンロードできるんですよ! 長生きはしてみるもんです(笑)。

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■豚丼の味

 昨日はライター講座。始まる前に腹ごしらえしようと、西武百貨店隣の松屋で豚丼を食す。しかしこれがじつにマズイ。基本的に牛丼から移行需要を考えてか同じ傾向の味付けのようだが、豚は牛ほどのコクがないので、味付けが強すぎるだ。みそ汁こみで350円。数年前の牛丼と同じ値段だけど、これはちょっと食べる気にはならないな。「なか卯」の新メニューが好評のようだが、行動半径の中に心当たりがないからなあ。

 講座終了後は恒例の飲み。近くに座ったふたりとひたすら野球話。こないだ仕事関係の知り合いと飲んだときも、野球話ばかりだった。オトナの男同士のもっとも無難な話題ということか。でも野球の話は楽しい。

 で、その両方の席上で出たのはもし野球のワールド・カップをやるとしたら、日本チームのラインナップはどうなるかという話。ぼくの案は、

右 イチロー(マリナーズ)
遊 松井稼(メッツ)
三 小笠原(日本ハム)
中 松井秀(ヤンキース)
左 高橋由(読売)
一 松中(ダイエー)
捕 城島(ダイエー)
二 二岡(読売)
投 松坂(西武)

てなとこ。控えは、
古田(ヤクルト)=捕手
岩村(ヤクルト)、宮本(ヤクルト)、今岡(阪神)、福浦(ロッテ)=内野
福留(中日)、谷(オリックス)、和田(西武)=外野
井川(阪神)、野茂(ドジャース)、上原(読売)、和田(ダイエー)=先発
石井弘(ヤクルト)、岩瀬(中日)、森(西武)=中継ぎ
豊田(西武)=抑え

計25人。ま、常識的な線だろう。みなさまの意見を待つ。↓のコメント欄からどうぞ。

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■記事がいっぱい

 「UK New Wave Renaissance 2004」関係の記事がポツポツ出てきた。

 まずはストリート・ファッション誌の『Ollie』誌3月号。80ページに記事が掲載されている。執筆は編集部の方。クラムボンのミト、EYE、中原昌也の、それぞれのおすすめニュー・ウエイヴ・アルバムもコメントとともに掲載されている。

 音楽情報サイト「Listen Japan」でもトリビュート盤中心の特集を組んでいる。テキストの執筆はぼく。

 「What's In」3月号のトリビュート盤特集にも、ちいさなカコミ記事が掲載されています。ぼくのコメントも掲載されている。70ページ。

 「CDジャーナル」3月号で、2ページのニュー・ウエイヴ小特集と、『Fine Time』のレコ評。筆者はそろぞれ佐藤英輔さんと、小暮秀夫さん。前者には佐藤さん選出のニュー・ウエイヴ名盤10枚が掲載されている。そのなかのスクリッティ・ポリッティ『ソングス・トゥ・リメンバー』は「廃盤」とあるけど、3月24日に、今回の企画で再発されます。念のため。

 それからミュージック・マガジン3月号にも。企画全体に関する紹介記事は小山守さん、「ピックアップ」欄のトリビュート盤のレビューは松山晋也さん、「アルバムレビュー」欄のレビューは岡村詩野さん。先日紹介したレコード・コレクターズの紹介記事は吉村栄一さん。みなさん、企画の趣旨をきちんとくみとって、それぞれの視点でいい記事を書いていただいたと思う。ありがとうございました。また企画と直接の関係はないが、ぼくの執筆によるアインシュトゥルツェンデ・ノイバウテンのインタビュー記事なども載っている。相手はもちろんブリクサ・バーゲルト。今回彼の取材記事はほかに一誌しかないようなので、けっこう貴重な記事かもしれない。


 ほかにもあるかもしれないが、ぼくが確認したのはこれぐらい。また発見したらお知らせします。

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2004.02.18

■KING CRIMSON

 原稿のヤマは越してるはずなんだけど、なんだか雑用が多くてなかなか更新できない。そのわりに、休憩時間にむかし好きだったマンガを読み返して、止まらなくなったりして(このことについてはあとで書く)。

 ここ2日はレコード評のため初期キング・クリムズン全8枚をとっかえひっかえ聴いていた。あまりに数多く聴きすぎた作品ばかりで、いまさら聴き返したところでそうそう新しい発見が期待できるもんでもないけど、やはり70年代クリムズンはあまりに特別すぎる存在だ。今回のユニバーサルからの紙ジャケは、英国オリジナル・アナログを、内袋の形や色に至るまでできるだけ忠実に再現したもので、さすが盆栽の国ニッポンらしい細かい作業である。『ポセイドン』と『リザード』のリマスター盤は買い逃しているので、これを機に揃えなければ。

 『Fine Time A Tribute to NEW WAVE』の本チャンのサンプルもあがってきた。ジャケットの仕上がりは予想以上にクールでかっこいい。音の中身については、正直言って客観的には判断できないけど、人によって好きな曲が全然ちがうのはいいことだと思っている。発売まであと一週間。ここまで来たら、監修者としてはもうあまりやることはない。はたしてどんなふうに受け入れてもらえるのか。やっぱりちょっと緊張するなあ。

 

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2004.02.14

■『Fine Time ~ A Tribute to NEW WAVE』試聴開始

 チラシも完成。画像をクリックしてください。





 試聴は公式サイトもしくはソニー・ミュージック・オンラインのインフォメーション・ページで。

 できれば全曲聴いていただきたいんですが、いろいろ制約があって……。各曲30秒のみということでちょっと短いですが、雰囲気は掴めると思います。発売は2月25日。初回限定特殊ジャケット。ご予約はおはやめに。

タワーレコード
HMV
アマゾン

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■POLYSICS(2月13日)

 @渋谷O-East。演奏はいつものようにテンションが高かったが、ツアー最終日だけあって、バンド・アンサンブルは去年の11月24日のツアー初日(@下北沢シェルター)よりぐっと完成度が高くなっていた。

 そのときも感心させられたけど、このバンド、ほんとうにうまいですね。少なくとも技術的な面では、同世代で彼らを上回るバンドはほとんどいないと思う。ただ、一般的にはポリシックスってそういうイメージじゃないだろうな。もっと軽いというか、子供っぽいイメージ。技術や完成度よりアイディアと素っ頓狂なコスチュームやキャラクター優先というか。あえてそういうイメージを打ち出しているんだから仕方ないけど、ちょっともったいない気がする。バンドの音楽性はむしろハード・ロックやガレイジ・パンクに近いんだけど、ピコピコのテクノ・ポップのイメージが強いというギャップもあるし。

 それに彼らは、いわゆる自意識を売り物にするような、自らの苦悩を直裁に歌にしちゃうようなウェットさがなくて、すごくドライ。だから聴き手が彼らの歌を聴いて深く思い入れたり共感したりすることは考えにくい。ところが日本のロックを支えてる層って、一緒に歌えたり共感したり、つまり自らのアイデンティティをアーティストやその歌に託しちゃうような人たちだったりするわけで、その点でもポリは損している。

 来月から彼らはアメリカ・ツアーが決定してるみたいだが、むしろ海外のほうが彼らの真価を発揮できるかもしれない。いい子たちなので、なんとか頑張ってほしいものです。

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2004.02.13

■レコード・コレクターズ

 レコードコレクターズ2004年3月号はUK NEW WAVE特集。

 とくに目新しい発見はなかったし、大鷹俊一さん選出の「名盤セレクション100」にはかなり異議があるけど、同誌らしい手堅い作り。入門用に好適と思う。ぼくは「名盤セレクション100」の何枚かの評と、レーベル紹介を執筆した。もちろん「UK New Wave Renaissance 2004」の紹介記事もあります。

 それからお知らせを2件。

●2月15日(日)21時~21時55分
『Talk'bout real music』パーソナリティ:宮内健・橋元明紀 ゲスト:小野島 大
JFN系13局ネット(FM青森/エフエム岩手/ふくしまFM/FMぐんま/RADIO BERRY(FM栃木)/FM長野/FM三重/e-radio(エフエム滋賀)/kiss-fm(神戸)/FM山陰/FM岡山/長崎/FM大分)

★55分まるまる"UK New Wave Renaissance 2004"特集! 2月25日発売分から5曲、『Fine Time ~ A Tribute to NEW WAVE』から2曲、トークとともにお届けします。

●タワーレコードの通販サイトで、"UK New Wave Renaissance 2004"特集が組まれてます。もちろん商品の購入(予約)も可能。担当の方が個人的にニュー・ウエイヴ好きらしく、気合いの入った紹介文を書いてくれてます。HMVの特集はこちら

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2004.02.11

■MO'SOME TONEBENDER(2月10日)

 @渋谷クアトロ。こないだのブルー・ハーブとの対バンは見逃した。

 壮絶なライヴ。そこらの中坊みたいに「いやぁ、ロックって最高っスよ!」と握り拳を作って気張りたくなる。もはやトリオ編成のロックらしいロックで、何の留保事項もなくかっこいいと言い切れるのは、世界中探してもこのバンドぐらいしかいないと思う。フリクションの「BIG-S」のカヴァーなど、かっこよすぎで失神。

 百々和宏のヴォーカルは好き嫌いが分かれると思うが、あの線の細い神経質な感じが、むしろ突き刺さってくるのである。これこそパンクやニュー・ウエイヴやオルタナティヴを通過した現代ロックの王道と言い切りたい。隣で見ていたポリシックスのハヤシ君が「やべえ……最高すぎる」と呟いていたのが印象的だった。負けてられないね、ハヤシ君。ちなみにニュー・ウエイヴ・トリビュートのギャング・オブ・フォーのカヴァーもすごいので絶対聴いてね。 

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2004.02.10

■ライター求む!

 最近人気急上昇中のヘヴィ・ロック界のイケ面バンド、ロスト・プロフェッツ。彼らに関して面白そうな企画が催されているので、以下に転載。

当たって砕けろ!ライター求む

あなたも何かを始めてみませんか?
洋楽ロックの分野で文章を書きたいけどなかなかきっかけが無い人、音楽関係の仕事に携わりたい人、単に文筆に興味がある人!そんなあなたに朗報です!
この度、ソニー・ミュージックでは音楽が大好きで文筆の才能を持つ人を大募集いたします!

応募方法はいたって簡単:今話題のイギリス6人組ロストプロフェッツの最新作「スタート・サムシング」の600字以内のレビューを応募フォームにて送って下さい!

見事その才能を認められた人には立派なライターに育つためのきっかけを私たちが与えます:
 ★ ロック系アーティストのプレス・リリースに関わってもらったり!
 ★ 来日アーティストのインタビューを行ったり!
 ★ ライブを観てもらいソニーのウェブ・サイトでレポートを書いてもらったり!
(海外派遣もあるかも?!)
 ★ ソニー・ミュージックのウェブサイトで自分のページを持ったり!
等の様々な機会を用意する予定です!
(*その才能が認められ、プロへの第一歩を踏み入れるあなた:お仕事を依頼した際、その仕事に対する報酬(ギャラ)はお支払いしますのでご安心下さい!)

その才能を開花させて、世の中に認められるのはあなた次第です!
しかしまずは始めないと何もおこりません!ロストプロフェッツが言う「スタート・サムシング」とはそういう意味なのです!
まずは当って砕けろ!

締切:2/29(日)

 詳しくはこちら

 うーーーーーーむ、オレも応募しようか……(爆

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■スパムメール

 久々にニフティサーブのサーバーにログインして、メールボックスを見る。もう何年も前からニフティのアドレスは使っていなかったのだが、1年ぶりぐらいに受信ボックスを見てびっくり。スパムメールが何百通も溢れ返っている。それも全部ここ一ヶ月ほどの間に届いたものばかり。もちろん時間がたつとサーバーからは削除されてしまうはずだから、この数十倍のスパムメールが今まで届いていたことになる。いや、壮観ですよ、メールボックスがスパムで溢れ返っているって。ほとんど全部が英文のタイトルで、いかにも怪しげな気配がプンプン。なんか、しばらく放っておいたお菓子箱を開けたらウジ虫がわんさか蠢いていて腰を抜かす、って感じ。

 初期のニフティのアドレスは会員IDをそのままアドレスに使っており、アルファベットと数字の割合シンプルな組み合わせなので、スパムにとっては検知しやすいってことなんだろう。ついこないだもサイト用(公開用)に使っていたヤフーのアドレスが、あまりにスパムばかりくるのでアタマに来てIDを削除、新しくアドレスを取り直したばかりなのだが、やっぱりサイト上などで公開してるアドレスなんかもすぐスパムの餌食になります。一旦汚染されるときれいにするのは困難だし。

 それでも単なるスパムならただわずらわしいだけだけど、最近はとにかく目に見えてウイルスメールが増えているのが困る。ウイルスソフトを使っているので実害はないが、それでもかなり気分が悪いことに変わりはない。しばらくはIDを削除してアドレスを取り直し、といういたちごっこは続きそう。

 そんなわけでニフティのIDアドレスは一切受信拒否にして、新しくネームアドレスを設定した。といってもしばらく使う予定はないんだけど……。

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■1998年の日記

 必要があってむかしの原稿のテキストを検索していたら、休刊寸前の『ミュージックライフ』に連載していた日記の原稿が出てきた。当時のぼくがどんなことをやっていたのかよくわかる。けっこう面白かったのでアップしてみました。右のサイドバー、「過去日記」のところの該当の項目をクリックしてください。

 そこにも書いたが、当時つきあいのあった人(一般人)を実名でガンガン出しているので、ちょっと差し障りがあるかも。まずいようなら連絡ください。即刻対処します。

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2004.02.09

■永遠のモータウン

 久々の試写会@渋谷シネカノン試写室。原題は『Standing in the Shadows of Motown』 。日本語サイトはこちら。

 70年代初頭にLAに移転する前の、黄金期のモータウン・サウンドを支えたバック・ミュージシャンたち=ファンク・ブラザーズに焦点を当てたドキュメンタリー。というとマニアックな内容を想像するかもしれないが、これほどまでに音楽への愛と敬意が満ちた映画は滅多にない。泣くね、はっきり言ってこれは。60年代のモータウン・サウンドがいかに作られていったのか、音楽的/人間的/社会的側面からそれぞれ丹念に、さまざまな証言や、微苦笑もののエピソードも交えながら、わかりやすく解き明かしていく。なかでも、すでに鬼籍に入ったメンバーの遺影を掲げながらの再結成ライヴ(ミシェル・ンデゲオチェロ、ブーツィ・コリンズ、チャカ・カーン、ベン・ハーパーなどがヴォーカル)は感動的。チャカ・カーンの歌う"What's Goin' on"は肌が泡立つ思いだった。歌詞がきちんと字幕対応になっているのも、当然とはいえ嬉しい配慮。

 黒人音楽のみならず、およそポップ・ミュージックというもの、アメリカン・ポップ・カルチャーというものに少しでも興味があるなら、なにをおいても見ておくべき作品。素晴らしいです。試写会場では細野晴臣の姿も。渋谷シネアミューズにて4月末公開。

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■ROVO欧米ツアー

 勝井祐二の公式サイトのBBSで、勝井本人が発言。

5月後半からの欧米ツアーは、ドイツのメールス・フェスティバル2004の参加が決定しました。
5/28~31の間で一度、メインステージに出ます。
その後、ヨーロッパで数回、アメリカに行ってNY、SFCあたりで公演予定です

 渋さ知らズで何度も出ているメールス・ジャズ・フェスティヴァル。さて、どうしようか……。

 

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■阪神伊良部、門限破りと口論に罰金30万円

 ニッカンスポーツ・コムより

 なにやってんだかね。ていうか、今までおとなしくしてたのが不自然だったか。

 それにしても、ただ口論しただけなのになんで警察沙汰になるんだ?ほんとは手を出したんじゃないのか?

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■マンガトモダチ

 好評の森田真功さんのマンガ評論、連載が再開。はやくも続々と更新されてます。右のサイドバー、「CONTRIBUTERS」の項からどうぞ。

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■!K7

 ベルリンのテクノ系レーベル!K7が、今後リリースする作品に「NO copy protection」ロゴを付けるそうだ。その声明文の翻訳はこれ

 参った……。

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■BBS

 要望が多かったので、つけてみた。

 掲示板はちゃんと運営しようと思うと管理が大変。だから面倒になったらとっとと削除する可能性もあるが、とりあえずやってみることにする。右のサイドバーからどうぞ。

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2004.02.08

■イル・ボーン

illbone.jpg


 まさかこのキーワードでここに辿り着く人がいるとは思わなかった。『NU SENSATIONS』を作ったとき、レコード選に入れたぐらいで、確か原稿を書いたことはなかったのに。hello nicoさん、トラックバックありがとうございます。いかにもトランス(当時の個性派インディね)らしい陰鬱で緊迫したトーンの、いいバンドだった。

 で、そのイル・ボーンのフロントマンは、いまや売れっ子のスポーツライター。確かミスターシービーの菊花賞を近所の定食屋かなんかで見たのが、競馬にのめりこむきっかけだったと、どこかで読んだことがある。もちろん実況は名人・杉本清だ。

"おおっと、坂の上りで行ったぞミスターシービー、上りで行ったミスターシービー。はたして下りをどう下るのか、はたして下りをどう下るのか。……吉永が左右を確かめて。ミスターシービー先頭だ。……ミスターシービー逃げる逃げる逃げる。大地が弾んで、大地が弾んでミスターシービーだ。史上に残る三冠の脚、史上に残る、これが三冠の脚だ。拍手がわく。ミスターシービー19年ぶりの三冠、19年ぶりの三冠!" 

 うーーーん、名調子だなあ。ポニーキャニオンさん、杉本清競馬中継の総集編DVDを出しましょう。少なくともオレは買うぜ。

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■ROVO

 5~6月にアメリカ、ヨーロッパ・ツアー決定。勝井祐二のオフィシャルサイトのBBSで、勝井本人が発言。

 去年もそういう話はあったみたいだが、結局実現しなかった。どの程度の規模の会場を回るのか不明だが、できれば大きなフェスティヴァル関係に出てほしいものだ。見たいなあ。誰か一緒に行く人、いません?

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2004.02.07

■YOSHII LOVINSON

 去る1月8日にやったYOSHII LOVIONSONこと吉井和哉のインタヴューがアップされてます。

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■ローズ告白 全140試合スタメン契約

 スポニチより。

 来日した読売のローズが、契約で140試合先発出場を確約されていると記者会見で明かしたというもの。全選手が横一線で競争を打ち出している堀内監督らの方針と矛盾するもので、球団側は否定したものの、チーム内に反発を呼ぶことは必至、ということである。ま、こんなことは最初からじゅうぶんに予測の範囲内でべつに驚くことじゃないが、読売もローズに口止めしときゃいいものを。相変わらずチーム運営がヘタッピだね。ま、どのみちシーズンに入ればばれることだけど。

 ほかのスポーツ新聞サイトをざっと見てみたが、ローズの記者会見記事は載っているものの、この件に触れている記事はない。自主規制か?

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■newswave on line

 改めて断るまでもないかもしれないが、ここは「newswave on line」という小野島大運営のサイトに連載していた小野島の個人日記をココログに移行したものだ。

 「newswave on line」ではさまざまな書き手の方のコラムを連載しているのだが、ぼく個人の多忙でなかなかいいタイミングで更新できず、ご迷惑をおかけしていた。そこで各筆者の方々にお願いして日記サイト等を借りていただき、そこに「newswave on line」からリンクすることにした。

 さっそくノブユキさん佐藤英輔さんの連載が稼働している。右のサイドバーからいつでも飛べるので、ぜひご愛読ください。

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■ライナー・ノーツ

 いつもこの時期は前半が原稿締切の最後のピークで、後半は少しのんびりできるはずなんだけど、今週は最後までかなりきつかった。今週だけで長めの取材記事が2本、長めの書き原稿が1本、ライナーノーツが3本、レコード評やDVD評が大小あわせて10数本(ふつうならレコ評10数本を一週間でなんて物理的に絶対無理だが、半分は旧譜の短い紹介文なので、なんとかセーフ)、短いコラムが1本、来週収録のラジオ番組の構成が1本。さっきようやく脱稿して一息ついてるとこ。もっとやってる人はいるんだろうけど、トシをとってめっきり集中力が落ちているぼくはこれが限界だ。おかげで今週はライヴ1回とラジオ出演、そしてライター講座と、計3回しか外出しなかった。それというのも先週はニュー・ウエイヴ企画のプロモーションや打ち合わせで忙殺されて、やっておくべき作業が今週に少しづつずれ込んだからなのだが、それ以上に先週はいまいち気が乗らずサボリ気味だったので、そのツケが今になって来てるだけ。言ってみれば自業自得なのだった。

 それにしてもライナー3本(全部同じアーティスト)が四苦八苦。どれも旧譜の再発で中身はよく把握してるものだし、ぼく自身過去に短い原稿は何度も書いてる人たちだから楽勝だろうと思っていたら、とんでもない。好きなアーティストだからこだわりもあるし、資料などを調べるのも時間がかかる。しかもこれで終わりだと思ったら大きな間違いで、来週前半までにさらに3本(別のアーティストだが)の締め切りが控えている。ひえー。せっかくの土日も、その準備で追われそう。まあいつものことですが。

 ぼくはたぶんほかの書き手の方に比べれば、書くこと自体はかなり速いほうだと思う。だがトシをとって、仕事にとりかかるまでにやたら時間がかかるようになって、結局プラマイ・セロである。しょせんは凡人、いくら仕事が速くても一人でこなせる仕事量には自ずと限界があるってことだ。いつまでたっても収入が増えないわけです。

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2004.02.06

■鳥井賀句

 鳥井さんは大先輩の評論家。一応面識はあるし2,3回酒席をともにしたこともあるとはいえ、最近は滅多に会う機会もないが(去年のサマソニのドアーズの開演前にばったり出くわしたぐらい)、彼のウエブ・サイトはときどき覗いている。先日はぼくの監修書『Disc Guide Series UK New Wave』の記述間違いをズバリと指摘されてタラーリという感じだったが、2月4日付の日記は久々に笑った。

 ぼくはハリーってまったく面識ないし、スライダーズのこともよく知らないが、なんとなく納得させられるエピソードではある。でも鳥井さんとハリーが同じ車両に乗り合わせてお互い素知らぬふりをしてる図って、想像するとかなり濃くておかしい。これ、本人を知っているから笑えるのかなぁ。

 それにしても日記、少しは改行を入れてくれないと読みにくいですよ、鳥井さん。

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2004.02.05

■石井竜也

 今日は赤坂のTBSで、ラジオの収録があった。『石井竜也の舞台裏物語』という番組で、もちろんホストは元・米米クラブの人である。

 毎週ちがったゲストを呼び、さまざまなエンタイテインメントの舞台裏を紹介するという番組で、この日のテーマはもうすぐ来日するディヴィッド・ボウイ。ボウイに詳しい音楽評論家ということで呼ばれ、あれこれ喋ってきたのだが、番組の最後のほうで「何かお知らせはありますか」とふられたので、ニュー・ウエイヴ・トリビュートのことを喋ったら石井氏いわく「オレに声かけてくれればいいのに! キューンからの発売じゃないですか! 石野卓球に声かけてなんでオレに声かけてくれないんですか!」。そんなこと言われても知らないよー(苦笑)。 なんでも若いころはバウハウスなどが好きだったらしく、そういう音楽にも造詣が深いらしいのだが、ふつう米米クラブの人に声はかけないよね。「第2弾のときは真っ先に声をかけてくださいね」と念を押されてしまい、「わかりました」と答えてはみたものの……はたして次はあるのか?(笑) 

 初対面の石井氏、さすがに一流のエンタテーナー、知識も豊富で人の気を逸らさぬ話しぶりだった。OAは2月29日(日)19時~19時半、TBSラジオで。

 それからもうすぐ出るスタジオボイス誌3月号の「中原昌也のための音楽ライター養成講座」という連載記事で、中原と対談(というか、ただのヨタ話)をしてます。ものすごく面白い会話だったけど、一部しか使われなくて残念。しょぼくれた写真も載ってます。

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■Rush in Rio

 ライター講座から帰宅して何気なく見たラッシュライヴDVDに驚愕。

 80年代頭ぐらいまではかなり熱心に聴いていたけど、それ以降はアルバムを追うごとにつまらなくなっていくようで、すっかり熱は冷めていた。このDVDもたまたまサンプルをもらったから見ることができたんだけど、これはほんとうにすごいです。

 まったく衰えを見せぬ、とても3人だけでやっているとは思えない演奏力は、まあ予想の範囲内なんだけど、圧倒されるのはリオの観客のすさまじい反応。どこから湧いてきたのかというぐらいアリーナを埋め尽くした客が、ものすごい歓声で演奏に応える。ライナーでニール・パートも指摘しているが、インスト曲まで唱和するのだから驚かされる。単にノリのいい観客が集まっただけではなく、数万の客が全員ラッシュの音楽を熟知して熱狂するんだから、これはアーティスト冥利に尽きるだろう。心得たもので客席のノイズは通常よりはるかに大きな音でミックスされており、映像でも客席の様子がしょっちゅう映される。5.1チャンネルで聴くと、ほんとうに360度全音場から客席の歓声が津波のように押し寄せてきて、否応なく興奮させられてしまう。いや、これはほんとうにすごいです。

 日本盤は2枚組で7800円とかなり割高だが、一度は見る価値はあると思う。それにしてもクイーンといいラモーンズといい、南米でライヴをやると北米やヨーロッパとは一桁違う数の観客が集まるみたいだけど、そういう土地柄なんでしょうか。

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2004.02.03

■焼き肉三昧

 blogになってモチベーションがあがったとは言っても、時間のなさだけはどうにもならない感じ。

 昨晩は『Fine Time ~ A Tribute to NEW WAVE』にも参加してくれたLimited Express (has gone?)のライヴに行ってきた。さかな、ファミリー・スロウとの対バン。着席したアダルトな客層を相手にリミエキは少々やりづらそうではあったし、途中でヴォーカルのユカリちゃんのベースのストラップが切れたりするアクシデントもあったが、テンションを落とすことなく最後まで元気いっぱいのステージだった。残念ながらトリビュート盤参加曲は演奏しなかったけど。

 続くファミリー・スロウは初めて見る。基本は男性のギター弾き語りで、それにもうひとりのギターが加わる。この日はそれにベースとドラムもついたバンド編成。PAの関係もあったのかもしれないが、演奏にヴォーカルがやや負けている感があり、そのわりにかなり気取った感じの歌い方で、残念ながらあまり感心しなかった。曲調がどれもバンド名通りのスロウなバラードばかりで、やや単調で起伏に欠けることもあり、ぼくの周りはコックリコックリと舟をこぐ人多数。バンド編成のライヴはこの日が初めてだそうで、その点同情の余地はあるか。

 トリのさかな、一体何年ぶりに見ただろう。SSEからレコードを出していたとき以来だから、10年はたってるかも。そのわりにポコペンのキャラクターとか、印象はいい意味で全然変わらない。もちろんヴォーカリストとしての卓抜も再確認。勝井祐二が加わっていたときのライヴをぼくは見逃しているのだが、やっぱ見ておけば良かった。いまさら遅すぎだけど。

 終演後は打ち上げに参加する。会場の南青山マンダラの隣の焼き肉屋で、深夜に焼き肉はおっさんにはヘヴィだが、若いリミエキのメンバーの健啖ぶりに引きずられ、久々に肉三昧。終了後は高橋健太郎さん、岡村詩野と三軒茶屋に移動し、行きつけのバーであれこれオトナの話。深夜に帰宅して業務メールなど。ここのところ毎日飲んでいるな。たまには休肝日を設けないとカラダがもたん。

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2004.02.02

■懐かしい人からのトラックバック

 2年ぐらい前に突然ホームページをたたんでしまったフジカワさんが、Livedoorのブログで復活していて、ここにトラックバックしてくれたのでびっくり。いや、お久しぶりです。お元気そうでなにより。

 幕張メッセでソニックマニア。着いたころにちょうどフランスのラウド系バンド、プレイモが演奏中。なんでも日本オタクらしくMCの日本語が妙に流暢でおかしい。そういえばフランスには日本のヴィジュアル系バンドに影響を受けコスプレしてる連中も多いと聞く。日本のオタク文化はかの地の若者には憧れの対象だったりするのかもしれない。しかし演奏といい、MCの内容といい、あまりに紋切り型すぎて興ざめ。いまやこのジャンルもすっかり定型化してると痛感する。KORN登場時の衝撃なんかもちろん望むべくもないのはわかってるけど、少しはそこからはみ出すようなところを見せてくれなきゃ。もっとも前で大騒ぎする多くの若者とすれば、自分たちの期待通りの型を寸分たがわず再現してくれるから安心して聴けるんだろう。その意味で、いまのラウド系ロックに熱狂する多くの若者って、むかし様式ヘヴィ・メタル・ファンと変わらない気がする。

 ファーストで自分たちが作り出した型を超えられず、基本的にはそのヴァリエーションしか作り出せないでいるという意味で、じつは本家KORNも大差ないのだが、さすがにプレイモだのエヴァネッセンスだのというチンピラとはまるで格の違う貫禄のステージ。開き直ってるとしか思えないジョナサン・ディヴィスの空気デブぶりには苦笑するしかないが、演奏には凄みすら漂っていて、圧巻だった。やはりすごいバンドである。だがそれは、どこか行き場のない、袋小路に突き当たったような息苦しさを漂わせていたことも確か。会場で会った友人が言っていたけど、このあたりで解散するのが美しい、のかもしれない。

 さて、ジーザス・ジョーンズ。バンドのメンバーは長いこと一緒にやっているラインナップで、さすがに演奏はソツがないし、マイク・エドワーズもちゃんと声は出ていた。ずばり、熱演だったと言っていい。ヒット曲ももれなくやったし。でも、ぼくはひたすら寂しく、悲しかった。PAがかなり悪くて気の毒ではあったし、クアトロあたりで見れば少し印象も違ったかもしれないが、なんかうらぶれてるんだよね。輝きというものが全然ない。初来日公演はあんなにもかっこよかったのになあ。マイク・エドワーズの才能が尽きたとは思いたくないが、これも時代の流れというやつか。きっとこの人の場合、頭が良すぎて(冷静すぎて)周りが見えすぎてしまうがゆえの弱みがあると思う。もっと無意識過剰のバカだったら、運命は変わったかも。

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2004.02.01

■初体験

 初コメントと初トラックバック。
 コメントはともかく、トラックバックってオレもよくわからない。

 で、せっかくトラックバックしてもらったので、こっちもお返ししてみた。
 うまく行くかな?
 トラックバック先の森田くん、個人的によく知ってる人だけど、毎日仕事もあるだろうに、膨大な量の本を読み、レコードを聴き、文章を書き続けるエネルギーには圧倒される。

 そうか。ソニック・マニアにはジーザス・ジョーンズが出るんだな。かってのぼくの一押しバンドだけど、どこでどう間違ったのか、今や完全な懐メロの雰囲気。2年ぐらい前に出た新作も悲惨の一言だった。
 ライヴ、むかしの曲を一杯やって楽しかった、で終わりそう。どうせならワケのわからない新曲を一杯やって、意地を見せて欲しい。盛り上がらないだろうけど。

 さて、出かける準備しなくちゃ。

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