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2004.03.11

■だいぶ晩くなって……消えつつ、生まれつつあるもの

 中嶋夏と「霧笛舎」舞踏40周年記念公演@国際交流基金フォーラム。<3月10日(水)>

 いわゆる暗黒舞踏系。古い友人の川島君が3年前から師事しており、彼も出演するというので行ってきた。暗黒舞踏といえば渋さ知らズのライヴにも出てくるが、ああいう恐い、いかがわしいイメージではなくもっと温かい優しさを感じさせるもの。主宰の中嶋夏は暗黒舞踏の創始者・土方巽の弟子筋にあたる人らしいが、今年61歳になる彼女の人生が、そのおそろしくデリケートで優美な動きからじわじわと伝わってきた。舞踏の公演なんて初めて見たんで正直チンプンカンプンだったし、主催者の予測を上回る入場者だったらしく椅子が足りなくなって、固い床に体育座りして満員の人の頭の間を首を伸ばして見るという劣悪な条件ではあったが、約2時間、少しも飽きずに見ることができた。ふだん見る音楽のライヴなんかとは客層から流儀から作法からなにもかもちがう感じで、まさに新しい文化、新しい世界観との出会いだ。そういえば音楽もよくできていたが、途中でスロッビング・グリッスルの「ハンバーガー・レィディ」が流れたのは驚いた。
 中嶋以外の出演者はみな白塗りの化粧ををしてオブジェに徹していたので、はたして川島君の顔がわかるかと思ったが、案外簡単に見分けることができた。名刺とともに『Fine Time』を川島君あて係員に託して帰る。

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コメント

 いや、おれも行ったのは水曜日です。
 中嶋さんは可愛い人だなと思いました。とくにアンコール。

投稿: 小野島 | 2004.03.17 03:28

私も行きましたよ。水曜日だけど。
暗黒舞踏は私も初めてですが、想像していたのと違いました。
やはり「白虎舎」とかのイメージが強すぎたみたい(笑)。
長時間飽きさせない展開で、なんというのかな、個人的には
今の世の中に対するやるせなさや哀しさみたいなのがすごく
伝わってきて、ググっときました。それを表現しようとする
思いに感動したというか。
川島さんは白塗りしたほうが男前だと思いました。本人に
それを言ったら苦笑されましたが(笑)。

投稿: iwasaki | 2004.03.16 19:07

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