■輸入盤CD規制問題(5)
藤川毅さんが民主党・川内議員に面会し、現在の状況などを聞いてこられたようだ。必読。
藤川さん自身があかされたように、今回の改定法案を通そうとロビー活動に励んでいるのは依田巽・レコード協会会長・エイベックストラックス会長である。
以下、藤川さんのblogから引用。
<還流防止>や<著作権保護>が目的なのに、なぜ並行輸入CDを入れることができなくするのか? そして並行輸入する気はない(権利は行使しない)を連呼しながらも改正からその部分を省くことをこれほどまでに拒むのか? いったい誰がこの法案をごり押ししようとしているのか? それが、現在この法案に関して積極的なロビー活動しているレコード協会の依田巽会長(エイベックストラックス会長)だ。
(中略)
法案では、欧米からの並行輸入を止めることが出来るのだ。しかし、レコード業界としては並行輸入を止める権利はあってもその権利は行使しない。行使しないから並行輸入を差し止めることが出来る議案は通してくれと言う。もう、本来の目的は見えちゃったじゃないですか!並行輸入のCDを止めたいんですよ。評判の悪いCCCD売りたいんですよ!
(中略)
それと、日本盤はCCCD、洋盤はCDのとき、すなわち違う規格で出来たものを同じ音楽用CDとして規制対象にするのか?という問に、同じ曲が入っていれば同一とみなす。日本盤の利益が不当に害される場合は輸入権違反に問われるとの答弁をした文化庁だが、同一楽曲が入っていればアナログ盤にも適用するという考えらしい。
それと、気になるのは、今回の改正に反対の意思を示していた大手輸入盤店が、反対することに尻すぼみの状況だと言うことだ。おそらく多くの輸入盤を卸している日本のレコード会社からの圧力があったからに違いないのだが…それにしても、そのような態度が事実なのであるとすれば、情けないことこの上ない。
何度も言う。今回の改定法案を通したら、日本のポピュラー・ミュージック文化は、壊滅する。それどころか、日本のレコード業界(音楽業界ではない)崩壊の第一章となるのは間違いない。目先の利益(いや、それさえも疑わしい)しか考えない日本のレコード会社トップに、われわれの先輩たちが営々と築き上げてきた文化の伝統を破壊する権利はどこにもないのだ。
| 固定リンク






コメント
はじめまして、頻繁にリンクを張らせて頂いています。小野島さんの「文化破壊」の意見にも色々あるのだと、傍観しておりましたが、今日ライブに行ってふと、思った事をトラックバックさせて頂きました。自分の出来るだけの事はしようと思っています。
投稿: HIDEMUZIC | 2004.04.18 05:04
はじめまして。いつも興味深く拝見させていただいています。
輸入盤規制とはすこしずれるのですが、面白い記事を発見しましたので是非ごらんください。
■レーベル対P2P業界、舌戦の勝者はパンクロッカー
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0404/15/news038.html
Fugaziのイアン・マッケイが参加した討論会のレポートです。
投稿: 草野 | 2004.04.17 18:15
エイベックスって初期は細々とマンションの一室でダンス・ミュージック物の並行輸入から始めた会社だった気がするのだが...。
投稿: kay | 2004.04.17 12:57
なんか今の日本ってマジヤバいよ。
やっぱエイベックスかよ!
私も微力ながらなんとかしなきゃ。
投稿: YKヒルビリー | 2004.04.17 11:29