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2004.05.20

■とにかく時間がないんですが

 風雲急を告げてきましたね。文化庁の役人への取材記事や、レコード協会広報部への取材記事「洋楽輸入盤に関するRIAAの考え方について」、先日ぼくと鈴木カツさんでお会いした河野太郎議員の発言(16日付と19日付)と、それに対する小倉秀夫弁護士のメールなど。これらについては、高橋健太郎さんや藤川毅さんをはじめ、さまざまな論客が論評を加えているので、ここで触れない。ひとつわかってきたのは、どうやら日本レコード協会や文化庁は、「邦楽の環流盤」ではなく「発展途上国からの輸入盤」一般を輸入禁止にしたいらしい、ということ。そして日本レコード協会や文化庁、河野議員を始めとする自民党の説明では、この法案に反対する人たち(それはつまり、自分のお金でレコードを買ったことのある人、ということだ)を納得・安心させうることなどとても不可能、ということだ。
 しかし、むこう側が相当焦りだしていることは確か。2ヶ月前の段階ではほぼ無風状態で可決されるはずだった今回の法案が、ここまで問題化するとは予想もしていなかったはず。各議員やレコ協、文化庁、各メディアに抗議や陳情や意見のメールや手紙を送り続けた人たち、1万人を超える反対署名者たち、そして反対声明を出した650人を超える音楽関係者、そしてネット上などで反対の意志を表明した人たちなど、すべての人たちの力で、どうやら少しは流れを押し返せそうな状況になっている。だがまだ足りない。あともう少しだ。

 どうやら法案は5月28日に衆議院で審議が開始されるようだ。そして6月初頭には審議が終わる。すでに水面下ではさまざまな動きや取り引き、根回しなどがおこなわれている。まさに政治の世界。来週後半から海外出張が決まっていて、その様子をすべて見届けることができないのが口惜しいが、ぜひこのブログを読んでいる人は、最後の最後まであきらめず、自分のできる方法で意志表示をして、ひとりでも多くの人にこの問題を広め、政治家たちや文化庁の役人たち、そして日本レコード協会へプレッシャーをかけ続けて欲しい。ぼくもやれることはやっていきます。

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» 輸入盤問題 [PEACE&NOISE]
やっぱり、黒幕はあいつだったんですね。日本の音楽シーンを駄目にする事しかやってない奴。藤川毅さんのBLOGを読んで、もう怒り満点ですよ。 この件に関して何も声明... [続きを読む]

受信: 2004.05.21 10:05

» 輸入権反対!その後。 [PEACE&NOISE]
小野島大氏のサイトで、法案を通そうとしている連中があせり出したと書いてあった。俺も署名したし、地元衆院議員(シンポジウムに出席した川内議員が盟友と呼ぶ民主党の議... [続きを読む]

受信: 2004.05.21 10:13

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