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2004.12.31

■どうやら雪もやんだようだ

 忘年会ラッシュもすぎ、昨日は家でおとなしく原稿でも書くつもりが、某ミュージシャンに呼び出され、そのまま朝まで飲み。酒量は抑えたつもりだったが、連日の蓄積がたたって、やや二日酔い気味だ。

 今年は本当にいろいろなことがあった。

 年頭には、この日記をブログに移行。正直、ホームペジビルダーでいちいち更新する作業に行き詰まりとマンネリ感を覚えていたので、ブログという新しいツールと出会えたのは幸運だった。おかげで更新頻度もあがり、いろいろな出会いもあった。年の後半からまたまた更新頻度が落ちてしまったのは痛恨だが、来年はもう少しなんとかするようにします。

 そして「UK New Wave Renassance 2004」プロジェクト絡みのモロモロで、久々にレコード制作の現場に足を踏み入れたり、そのおかげでCCCD問題に否応なく巻き込まれたりしたのも、大きな経験だった。来年春には「Fine Time 2(仮)」の発売があるので、年明け早々からバタバタしそう。

 春からは輸入盤規制問題が表面化し、ガラにもなく運動に首を突っ込んだりもした。議員会館に陳情に行ったり、生まれて初めて記者会見なんてものをやって、日経新聞社会面にデカデカと顔写真が載るなんて空前にしておそらく絶後な体験をしたりもした。もちろん運動で得たもの、知ったことは、一口では言えないほど大きなものだった。

 本業である執筆業に関していえば、まあ可もなく不可もなくという1年だったが、相変わらず音楽誌の休刊ラッシュは続いていて、厳しい状況に変わりはない。来年早々に2冊の単行本刊行が決まっているが、雑事にかまけまだ1行も書いていない。もうひとつ、別のプロジェクトも計画したものの、まだ実現にはほど遠い。来年はさらに気合を入れていかなければ。

 私生活は、まあまあ充実していたかな。新しい友人たちととたくさん出会ったことは、いろいろなチカラを与えてくれた。

 そんなわけで、激動の1年が暮れようとしている。来年がみなさんにとっていい年になりますよう。今後も小野島およびこのブログをよろしくお願いします。よいお年を!

 

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2004.12.28

■大友良英さん

 大友良英さんが、ご自身のメールマガジン「JAMJAM日記」「04年 年末臨時号」で、こんなことを書いてくださいました

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2004.12.27

■ピエール瀧&ベートーベン@リキッド

 前後してしまいましたが、24日のライヴについて簡単に。

 午前11時から、渋谷のNHKでラジオ2本収録して疲労コンパイのままリキッドへ。立っているのがやっとという状態で見るが、何の屈託もなく心から爆笑。肉体的な疲労はともかく、精神的な疲れは癒された気がする。やっぱり瀧は最高です。 アンコールも含め1時間50分弱ぐらい。やたらとMCや客いじりが長かったので、実質的には去年の7アワーズのセットに1~2曲足したぐらいか。

 終演後はメンバーに軽く挨拶。まりんにも久々に会う。オレの顔を見るなり、こっちが何も言わないのに「(新作アルバムは)来年作りますから」と言い訳していたのがおかしかった。スチャのボーズにも会った。こっちは元気そう。古い顔なじみに会って、少し疲れも癒えた気がして、いい気分のまま帰宅。

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■週刊SPA!の記事・完全版

 津田大介さんに取材・執筆していただいた「週刊SPA!」の年末企画記事「ジャンル別裏ベスト10  “音楽業界” 」の、雑誌には掲載できなかった発言も含む完全版インタビューを、津田さんが「音楽配信メモ」にアップしてくださいました。津田さん、長時間のインタビュー起こし、ご苦労さまです。そして、ありがとうございました。しかしインタビュアーが優秀だったせいか、いろいろヤバいことも好き放題喋ってますな。

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2004.12.26

■本年度最大の衝撃

………というのはどう考えてもおおげさですが。ていうかウソですが。

miami

miami

昨日のモデルプランツのイベントでのライヴを見て、惚れました。来年度はあふりらんぽと、この人たちの頂上決戦になると思う。 オレの好みはコバヤシアイ!

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2004.12.25

■「ニュー・ウエイヴへの招待」

 20日の日記でもお伝えしたNHK-FMの特別番組。本日、全5回の収録を終わりました。去年も同様に、ニュー・ウエイヴ・トリビュート参加アーティストをお招きしてニュー・ウエイヴの魅力を探る番組をやったんですが、そのときとちがうのは、ゲスト・アーティストの5組中4組が、来年発売の『Fine Time 2(仮)~A Tribute to New Wave』の音源を持ってきてくれたこと。誰が何をカヴァーしたかは放送をお聞きになってのお楽しみですが、原曲との聞き比べなど、聞き応え十分なものになっているはずです。

 なかでも注目は、金曜日(31日)放送のレックさんの回。なんとレックさん秘蔵の未発表ライヴ音源を2曲収録しました。レックさん、ヒゲさんのおふたりが、フリクション結成前にニューヨークに渡り、NO WAVEムーヴメント黎明期のシーンの現場で活躍されたことはご存知の方も多いと思いますが、なんとそのときのライヴです。1曲はジェイムス・チャンスのコントーションズの77年12月ライヴ@マクシズ・カンザス・シティ(NY)。ベースはレックさん、ドラムスはヒゲさんというラインナップ。もう1曲はリディア・ランチのティーネイジ・ジーザス&ジャークスの77年12月ライヴ@マクシズ・カンザス・シティで、ベースはレックさん。どちらも、「NO NEW YORK」の制作前の貴重な録音です。
 そして特別にフリクション幻の名作ライヴ盤『.ed '79 Live』のニュー・ヴァージョンも放送します。80年にオフィシャル・ブートレグ10インチで発売されたものの長い間廃盤だった京都・磔磔でのライヴの、より録音の良いニュー・マスターによる再発盤で、この4月にフリクションの全カタログとともにリマスターのうえリイシューされますが、その音源の一部を本邦初公開。個人的にフリクションの最高傑作はこのライヴ盤と確信していますが、10インチ盤よりはるかに向上した音質に大興奮です。そして約10年ぶりのレックさんの新録音も、オン・エアされます。フリクション名義ではなくレックさんのソロですが、これも期待にたがわぬすごい仕上がりになってます!

 もちろんほかの4組のゲストのお話や選曲も興味津々の内容となっています。今週だけで5本分の収録があり、疲労のため、私の喋りはレックさんにからかわれたほどヘロヘロのヨレヨレでお聞き苦しい点もあるかとは思いますが、音源の質やレア度、お話の内容の面白さで、じゅうぶんカヴァーできていると自負しています。

 『Fine Time 2(仮)~A Tribute to New Wave』は、当初の2月発売の予定から諸事情あって4月に延期になってしまいましたが、お待たせするだけの内容になっていると確信しています。ご期待ください!

「ニュー・ウエイヴへの招待」NHK-FM 各18時~18時50分  構成・司会 小野島 大

12月27日(月)中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)
12月28日(火)WRENCH(SHIGE、松田知大)
12月29日(水)大友良英
12月30日(木)スパルタ・ローカルズ(安部コウセイ、伊東真一)
12月31日(金)RECK(FRICTION)

 また本日はこういうイベントで、DJやります。お時間あればぜひ。

モデルプランツ結成20周年記念
『電動のメリークリスマス since 1984 to 2004』
2004年12月25日(土) 池袋LIVE INN ROSA(03-5956-3463)
open/21:00 start/21:30  ※オールナイト 再入場可
前売り:\3000(Drink別)
当日:\3500(Drink別)
※入場者に限定特製クリスマスプレゼントあり!

出演:
モデルプランツ、メトロファルス、スカイフィッシャー、スーパーゲットゲットツー、ヤング100V、miami、かとうけんそう、山本直樹
DJ:
松前公高/ちんねん(ROMANTICS)/小野島大(音楽評論家)/矢野博康(exシンバルズ)
ゲスト:
江口寿史(トーク&DJ)
唄と司会:
リオ・ブラボー

 

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2004.12.24

■bring the noise!!! vol.6

 おかげさまで大盛況! 過去最高の動員&盛り上がりでした。ありがとうございました! 特別ゲストの鹿野淳さんに感謝します。
 写真は以下の2箇所にあります。顔バレまずい方は、ご連絡を。削除します。

http://album.nikon-image.com/nk/NAlbumPage.asp?un=73084&key=488758&m=0
http://www.imagegateway.net/a?i=K9vkfLyCoJ



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2004.12.20

■NHK-FM『ニュー・ウエイヴへの招待』

 今日は渋谷のNHKで、FM番組の収録だった。番組は『ニュー・ウエイヴへの招待』。去年の年末も同趣旨の番組をやったので聴いていただいた方もいると思うが、一線で活躍するミュージシャンの方々の愛聴盤をお持ちいただき、ニュー・ウエイヴの魅力などについて語っていただくというもの。当然、例のニュー・ウエイヴ・トリビュート『Fine Time』と連動した企画で、ゲストも『Fine Time』に参加していただいた方々。去年は勝井祐二、中原昌也、石野卓球、バッファロー・ドーター、ミト(クラムボン)といった方々に来ていただいた。今年も同様に5組のゲストをお呼びする予定。

 で、この日お呼びしたのが大友良英さん。大友さんの選んだ曲と私が選曲した曲を聴きながら、ニュー・ウエイヴから受けた衝撃の大きさや現在の自分が受けた影響などについて、存分にお話いただいた。話自体もすごく面白かったし、大友さんがどんなプロセスを経て現在のような音楽をやるに至ったか、というアーティストとしての形成のプロセスが凝縮したような、中身の濃い内容となったと思う。この時代の先鋭的なニュー・ウエイヴ(やジャズ)が、いま聴いても全然古臭くないばかりか、いまだに新鮮かつ先鋭的であることを改めて再認識した。曲を聴いている間ふたりで「うおー、すげえ、かっこいい」を連発。ぼくも楽しかったが、大友さんもとても楽しくお話いただいたようで、良かった。大友さんのニュー・ウエイヴ・トリビュート参加曲などもかけたが、なるほどこういう音楽を聴いてきた人だから、いまこういう音楽をやっているのだなというのがよくわかる内容となったはず。

 そんなわけで、来週の月曜日から金曜日まで、下記の要領でオン・エアされます。ぜひお聴きください。今週はあと4本同様の収録がある。その合間に原稿を書き、取材をして、ライヴを見て、「bring the noise」や各種忘年会もある。大変だががんばろう。

「ニュー・ウエイヴへの招待」NHK-FM 各18時~18時50分  構成・司会 小野島 大

12月27日(月)中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)
12月28日(火)WRENCH(SHIGE、松田知大)
12月29日(水)大友良英
12月30日(木)スパルタ・ローカルズ(安部コウセイ、伊東真一)
12月31日(金)RECK(FRICTION)

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2004.12.19

■Bring the Noise! Vol.6 (タイムテーブル決定)

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Bring the Noise! Vol.6
12月22日(水・祝前日)22:00~midnight @Midnight Cafe DUNE
Charge:300 yen
DJs:
22:00-22:30 小田由美子
22:30-23:00 森田真功
23:00-23:30 村上巨樹
23:30-00:00 インテリパンク
00:00-00:30 いっしー
00:30-01:00 石井恵梨子
01:00-01:30 小野島 大
01:30-02:00 津田大介
02:00-02:30 鹿野淳
02:30-03:00 はっちゃく
03:00-03:30 RI0W
03:30-04:00 junne
04:00-04:30 24no
04:30-05:00 小原敬儀

年忘れ! みなさまふるってお越しください!

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2004.12.18

■恐怖。

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Nine Inch Nails / The Downward Spiral


 アルバム未収録曲などを集めた2枚組「デラックス・エディション」だが、聞き物はディスク1のSACD層に収録されている5.1チャンネル・サラウンド・ミックス。いや、ついさっき聴いたんだけど、これがもう、壮絶すぎ。音が前後左右上下どこから飛んでくるかわからない飛び道具状態で、何度も心臓が止まるぐらい驚いた。音楽を聴いて恐怖を感じることはときどきあるけど、これは久々に効いた。夜中に聴くもんじゃないね。

 もちろんもともとの音楽の内容がすごいのはわかりきっているが、マルチ・チャンネルによってその効果は何十倍にもなっている。まるでマルチにすることを前提として作られているかのようなハマリぶり。はっきりいって、これを聴いたらもう通常の2チャンネル・ステレオには戻れない。さすがにトレント・レズナー、自宅に超豪華なホームシアターを作っているだけのことはある。ビョークの『ヴェスパタイン』のマルチ盤も良かったけど、今後はこの盤がマルチ・チャンネル・オーディオのリファレンスになるだろう。いや、久々にすごいものを聴いた。これから購入される方は、マルチ・チャンネル環境で、それも爆音で聴くことを絶対おすすめします。これはもはや音楽の域を超えた<体験>だ。 

 なおSACDプレイヤーがなくても、DVDでマルチ・チャンネル環境にあれば、これなら聴けるはず。音質はSACDのほうがいいと思うけど。

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2004.12.10

■ROSSO@リキッドルーム

 12月8日(水)

 ひとことで言えば、成熟したオトナの男のロック。メンバーのたたずまいから演奏まで、逞しい筋肉質のエネルギーを迸らせるようなドスの効き方で、久々にぼくは震えながら見ていた。
 ミッシェル・ガン・エレファントというバンドはある種の学生バンドっぽさというか、青年期的な「甘さ」「脆さ」があって、そこが魅力でもあり、またミッシェルというバンドに永遠に成熟しない、一種のモラトリアム的な弱さを与えてもいたと思う。だが新しいROSSOにはその「甘さ」がまったくといっていいほど、ない。ミッシェルが仮性包茎気味なら、新生ROSSOは完全に「ムケて」いる。メンバー・チェンジ前のROSSOは、そのどっちつかずな中途半端さがあったが、元フリクションのふたりの加入で、それは完全に払拭された。もちろんチバユウスケの成長も大きい。百戦錬磨のメンバーにもまれることで、自分の中にあったある種の甘えを払拭できたのだと思う。

 ただミッシェルでのチバのモラトリアムな青春性に惹かれていた人は、おそらく新生ROSSOからは離れていくと思う。会場にはいつになく男の姿が目立ったし、これからその傾向は加速していくはずだ。そしてこのチバの変化はおそらく不可逆的なもので、もし万が一ミッシェルの再結成が今後あったとしても、以前と同じミッシェルではありえないだろう。青春は二度と帰らないから青春なのである。
 
 レコードもかなりの出来映えだったが、ライヴはおそらく多くの人の想像を超えるような壮絶なものだ。来年から始まるツアーは必見だろう。

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2004.12.05

■Bring the Noise! Vol.6

 あっという間に師走。そしてbring the noise! の季節です。今回は年忘れクリスマス直前編。アタマをカラッポにして騒ぎましょう。コンセプトは「ベタなロックをかけまくる」ですが、なに、盛り上がればなんでもいいんです。

Bring the Noise! Vol.6
12月22日(水・祝前日)22:00~midnight @Midnight Cafe DUNE
Charge:300 yen
DJs:(タイムテーブル後報)
小野島 大
小田由美子
小原敬儀
森田真功
はっちゃく
24no
石井恵梨子

<Guest>
いっしー
インテリパンク
junne
村上巨樹
津田大介
RI0W

<特別Guest>
鹿野淳

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2004.12.03

■MO'SOME TONEBENDER @ 渋谷AX

12月2日(木)

 素晴らしいライヴだった。全編2時間10分。まったく間然とするところがなかった。2年前(だったか?)の初ワンマン(@新宿リキッド)のときのことを思うと、その成長ぶりには感無量。本当にいいバンドになった。

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