■長谷川和彦さんに取材
『青春の殺人者』『太陽を盗んだ男』で知られる映画監督、長谷川和彦さんに取材してきました。
もう最高! めちゃおもしろかった!午後3時に始めて終わったのが7時半!先約があって泣く泣く途中で打ち切りましたが、できれば一晩中でもお話をお聞きしたかった!
いろんなインタビューや記事でお見受けする通りの豪快かつ繊細な人。 ざっくばらんで、饒舌で、頭の回転がめちゃくちゃにはやく、意外に気配り上手で、しかも確固とした信念がある。
口が悪い(というより歯に衣を着せない)から敵も多いだろうけど、この人のためならなんでもしたい!と思わせる魅力があります。
数多くの人間を自分の意のままに動かさねばならない映画監督としては「人を惹きつける魅力」は必須なんでしょうが、それにしても若々しく、チャーミングで、カッコイイ人でした。
『太陽を盗んだ男』以来、もう四半世紀以上も新作を撮っていないわけですが、それでも忘れ去られるどころか、どんどん新しいファンを増やし、その評価は高まるばかり。これほど熱烈に、長い間新作を待たれている監督はほかに思い当たりませんが、それはたった2本の監督作品の素晴らしさは当然として、監督個人の魅力も大きいのではないかと思いました。懸案の「連合赤軍」をテーマとした新作は、鋭意シナリオ執筆中だそうです。
取材は『ロック画報』誌。映画と音楽の絡みについてもっぱらお聞きしましたが、それ以外にも興味深いお話をたくさんいただけたので、できるだけ記事には反映させたいと思っています。記事は次号に掲載予定。それにしても4時間半のテープ起こし、どうしよう………。
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