« ■すべての音をかっぱらえ だけど停電だけが恐ろしい | トップページ | ■19日(日)は「ロック夜話」 »

2006.03.17

■ジャズ構造改革

77911109

 中山康樹、後藤雅洋、村井康司による鼎談本

「ほんとうにカッコ良いフレーズって、即興で演奏したときに出てくるってことなんじゃないの……」(後藤)
「名盤1枚が年間に発売される新譜300枚分に勝ってしまうという厳然とした事実があるわけです!」(中山))
「傑作がどんどん生まれたり、天才ミュージシャンがいっぱいいるっていうことは、おそらくもうあり得ないという気がします」(村井))
――後藤が吠え、中山は断言し、村井が煽る。聴く人も書く人も読む人も、この本なしには「ジャズ」については考えられない。『ジャズ構造改革』を読む前と読んだ後の、己の目と耳の感覚の違いにおそらく誰もが驚くはずだ。待望久しい「バトルトーク・セッション・ライヴ・アット《いーぐる》」のすべて!

 ようやく読了しました。3人の論客がジャズ界の現状について多方面から斬りまくるという本。非常に面白く読めた。3人のうちおふたりは面識があり、残るひとりもmixiでやりとりがあるので、読み進むうち、「オレにも言わせろ~!!」と乱入したくなることしばし。ジャズ界の現状、ロックに通じるところもあるしそうでないところもあるけど、ぼくのようなジャズ門外漢でも、興味深く読めるんじゃないだろうか。とくにジャズ雑誌やジャズ評論に関する提言は、うなづかされるところ多々あり。ライター講座受講生は必読と言っておきます。

 もちろんお三方とぼくの立場は違うし、正直それは違うだろうと言いたくなるところも多々あるが、それはそれ。巻末近くにはぼくの名前も引き合いに出され、少々気恥ずかしい。

 さて、この本、結構売れているらしいが、柳の下になんとやらで、「ロック構造改革」なんて本があったら売れるでしょうか?

|

« ■すべての音をかっぱらえ だけど停電だけが恐ろしい | トップページ | ■19日(日)は「ロック夜話」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16717/9126814

この記事へのトラックバック一覧です: ■ジャズ構造改革:

« ■すべての音をかっぱらえ だけど停電だけが恐ろしい | トップページ | ■19日(日)は「ロック夜話」 »