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2006.08.30

■フィッシュマンズ全書表紙

Fishmans_1

 表紙写真は佐内正史さん。

 制作はちょっと遅れ気味です。9月下旬予定で動いてますが、少しあとにずれこみそうです。なんとか大山は越えた感じなので、残り全力でいきます!


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2006.08.17

■フィッシュマンズ全書の内容

 あくまでも予定です。変更もありえます。難題が次から次へと持ち上がり、悪戦苦闘中……

 書き下ろしはどれも期待通り(以上)の素晴らしい内容。関係者コメントも興味深く読めるものばかりです。乞うご期待!

●前書き 茂木欣一

●1988年~2006年の全インタビュー、ディスク・レビュー、評論、エッセイ、ライヴリポート、web上の文章などから精選して年代順に配列

●書き下ろし論考・エッセイ
菊地成孔(音楽家、文筆家)
広瀬陽一(評論家)
高橋健太郎(評論家、プロデューサー)
高山なおみ(料理研究家、エッセイスト)

●関係者語りおろしコメント
草野マサムネ(スピッツ)……ほぼ同時期のデビューで、インディーズ時代の対バン経験多し
チバユウスケ(The Birthday)……大学のサークルの後輩
ミト(クラムボン)……アフター・フィッシュマンズ世代ミュージシャンの代表として
佐野敏也(後期担当ディレクター)
植田亜希子(マネージャー)
小嶋謙介(元メンバー)

●判明した限りの全ライヴ・スケジュールと、セットリスト+詳細な年表

●佐藤伸治の全蔵書・CD/アナログ・ライブラリー

●貴重写真満載

●カバー写真:佐内正史

発売日は9月22日死守!の予定……

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2006.08.03

■Fishmans Chronicle フィッシュマンズ全書

 こういう本を出すことになりました。

Flyer2

 詳細は追って(上記のうち、<佐藤伸治直筆の絵や詩>については掲載されていません)。発売は9月下旬ごろの予定。

追記:
フィッシュマンズ公式サイトにも情報出ました。タイトルは、上のチラシのは違っていて、正確には『フィッシュマンズ全書 FISHMANS Chronicle(1988-)』です。


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2006.08.02

■電気グルーヴ

 フジロックとリキッドルームのワンマン、この一週間で2回の電気グルーヴのライヴを見た。
 まずは24日のリキッドルームでの電気。mixiの日記に書いたやつを加筆訂正。

 いま打ち上げを途中抜けして帰ってきたとこ。ちょっと酔ってます。電気グルーヴのワンマンは6年ぶりだそうだ。

 いや、本当に楽しかった。

 なんたってあなた、いきなりオープニングが「N.O.」ですよ。ライヴでは一体何年ぶりに聴いたろう? それから「Nothing's Gonna Change」「シャングリラ」と続いて、締めが「富士山」と「虹」ですよ。やらなかったキラーチューンは「電気ビリビリ」ぐらいか? いいのかよこんな大盤振る舞い?

 「N.O.」では会場あげての大合唱。これは驚いた。明らかに「共有」されてましたね。まさか電気が「共有」されるとは、しかも電気自身が、そういう場を提供する日が来るとは。あまりに感慨深すぎる。卓球があんなに前に出て歌いまくったのは何年ぶりだろう。しかも本当に楽しそうだ。アンコールにも応じたんだけど、実は電気グルーヴ史上アンコールは初めて。卓球いわく「この年になると、アンコールやらないほうがカッコ悪いんだよね」という一言はかなりグッときた。

 いや、ちょっと酔ってるので支離滅裂ですがね、あの石野卓球が、こういう形で成熟して、オトナのエンタテイナーに成長してくれたことが、ほんとにうれしい。まじめな話、その場にいたみんなが幸せになった夜だったと思う。

 こんなことを打ち上げから帰ってきてすぐ書いたわけだが、その週末のフジロック、一番客が入った日のグリーンステージのトリ前(しかもレッチリの前)という状況で見た電気はどうだったか。

 正直言うとフジロックでの私、もはや音楽評論家でもなければいちファンですらなかったですね。リキッドのときは評論家モードでもファンモードでもあったけど、フジロックのときはただの「息子の授業参観を見に来た父親」状態。「失敗しないでくれよー」「いいとこ見せてくれよー」「客はちゃんと楽しんでくれるかなー」とか、そんなことばかり考えて、ハラハラしながら心配してばかりだった。デビューして15年たつベテランに対して失礼だけど、あまりにつきあいが長すぎて、身内意識のほうがはるかに強いことを再確認。単純に楽しんだり、批評家的にクールに観察・分析したりすることができないのである。

 レッチリ目当ての客が陣取るアウェーな状況の中、「N.O.」「シャングリラ」とキラーチューン2連発。一般には電気でもっとも有名な2曲だろうから、この2曲で反応なかったらアウトだったけど、なんとかつかみはOKだったようで、客の反応はいい。もちろんリキッドのときみたいな会場中大合唱なんて状況じゃないが、これならじゅうぶんだろう。そして宇川直宏のVJがまた素晴らしい。リキッドのときと基本的には同じだが、大画面で展開すると迫力も浸透力もまったくちがう。電気の音とあいまって、広いグリーン・ステージの空間を完全に支配し、別世界を作り上げていたと思う。

 正直「虹」ではかなりこみあげるものがあった。あの電気が紆余曲折の末、ようやくここまでたどり着き、ここまで素晴らしいショウをやっている。この日の電気→レッチリという並びは、10年前の第一回フジロック唯一の生き残りを並べて感慨にふけってもらおうという主催者の配慮だろう。悪夢のような嵐の中で、誰もがもう2度と開催されることはないと思ったフジロック。それから10年たってフジは世界有数のフェスに成長し、レッチリも電気も生き残って、見事に成長した姿を見せたわけだ。瀧が富士山のかぶりもので登場し、「10年前と同じことやってまーす」と言ったのは笑った。正確にいうと20年前の人生時代から同じことやってるんだけどな!

 終わってから周囲に訊くと、どうやらかなり好評だった模様で、一安心。事前には、レッチリ世代なら普通に「N.O.」を共有できるはずという声と、全然リスナー層が異なるというふたつの指摘があった。「N.O.」と「シャングリラ」、それからせいぜい「富士山」と「虹」ぐらいしか知られていないこの日の状況は、その双方の意見とも間違いではなかったことを示していると思うが、一般にはあまり知られていない曲が続いた中盤もだれることなくショウが終わったのは、やはり電気のパフォーマーとしてのポテンシャルだろう。この日は新曲を一切やらなかったけど、それは正解だったと思う。

 ともあれフジロックというこれ以上ない舞台で、健在であることは示した。唯一不満があるとすれば、おなじみの脱力MCがまったくなかったことだった。今度いつ出演することになるかわからないけど、今度はぜひダラダラと得意のバカ話をグリーンステージ上からかましてほしいものである

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