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2006.12.21

■ザ・クロマニヨンズ@渋谷AX

 フジロックやライジング・サンでしょっちゅう見ているのでそんな気はしないんだけど、ワンマンのライヴを見るのはもしかしてブルーハーツ以来かもしれない、と思いつつAX2デイズの二日目に行ってきました。

 いやー面白い。気分は最高でした。キャリア四半世紀を超えているのに、十年一日のごとく同じことを繰り返しているだけなのに、これほどまでに初々しく瑞々しいロックンロールを、なんの衒いもなくやれるのは素晴らしいことです。最近のチンピラ・バンドを聴いていると、ロックンロールなんてもはやカビの生えた前世紀の産物だと言いたくなることはしょっちゅうですが、ロックンロールがつまらなくなったのではなく、つまらないやつのやるロックンロールしか聴いてなかったのだ、と改めて気付かされました。こういうシンプルで飾りのない型どおりのロックだからこそ、才能の差は歴然と出る。そこらの三流ポスト・ロックや音響派みたいに雰囲気モンのごまかしがまったく利かない直球勝負だからこそ、持って生まれたタレントがモノを言う。そして甲本ヒロトらの天賦の才は、あまりに突出しています。あの細くて長い足と、無駄な贅肉が一切ないやせこけた胸が、彼らの音楽を象徴している。

 もちろん浅井健一もチバユウスケも優れたロッカーですが、ロックンロールにはどこか馬鹿げたところがあったほうがいいとするなら、ヒロトやマーシーこそが、当代最高のロックンローラーかもしれません。あ、ギターウルフもいますけどね……

 アンコール込みで75分。まさに疾風怒濤でした。来年はいい年になりそうです。

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