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2007.03.31

■奇跡の瞬間

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Neil Young Live at Massey Hall


 いやもう、素晴らしすぎる。ニール・ヤングのソングクラフトがピークに達していた71年のアコースティック・ソロ・ライヴ。ピアノや生ギターを弾きながら最強、最高の名曲の数々を次々と歌い倒す。信じがたいほどの楽曲の良さと3キロ先からでも聞き分けられると言われた個性的な声、そしてパフォーマーとしてのカリスマ性が三位一体となった、ニール・ヤングほどの人でもたぶん一生のうち数えるほどしか訪れない奇跡の瞬間だ。アーティストって、やっぱ一番旬の時期ってあるんですよ。いくらキャリア重ねてスキルが向上しても、絶対に取り戻せない奇跡の瞬間。それがここにある。たぶん、こんな曲が書けたら、こんなライヴができたら死んでもいいって思うミュージシャンはたくさんいるんじゃないでしょうか。

 しかしこのころのニールってまだ26歳の若者。当時もっとも注目を集めるシンガー・ソングライターではあったけど、いまのようなバケモノじみた大物じゃない。それだけにすごく身近でリアルに聞こえる。なんというか、聴き手のそばにそっと寄り添ってくれるような感じがあるんですね。全体に漂う、胸が締め付けられるような寂寥感がたまらない。

 だめだ、これ聞いてると全然仕事にならん。あまりにも音楽としての存在感が強すぎて、BGMになりようがないんだよね。

 現在の心境としては、これ聞いて何も感じない人とは口を利きたくないって感じです。なんでこれ、当時発売しなかったかなあ。 

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