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2007.07.22

■クラムボン@野音

 いろいろライヴも見ているんですが、なかなかリポートを書く余裕がありません。昨日のクラムボンがすごく良かったので、とりあえずご報告。

 とにかくいままで見たなかで一番良いライヴだったんじゃないかな。素晴らしくポジティヴなエネルギー、ハッピーなヴァイブレーションで会場が満たされて、それがとても心地よく、少しも嫌味にならない。お客さんも実に素直にそれを受け止めて投げ返してくる。野音という場がクラムボンの音楽を共有する一種の疑似共同体として見事に機能していた。それが一晩限りのものであっても、みなそれを幸福な記憶として持ち続けるだろう。

 クラムボンの3人は、それぞれがそれぞれの役割を完璧に果たし、誰が抜けても入れ替わっても絶対この世界を再現できないという意味で、見事なまでに「バンド」だった。

 白い巨大な布が幾重にもステージを覆い、陽が落ちて照明が照らされるとそれが何色にも変わって、「LONG SONG」から「tayu-tau」あたりのサイケデリックでダビーな流れで、幻想的な効果を生むステージ・セットも効果的だった。例によってフィッシュマンズ「ナイトクルージング」もやっていたが、もう当の佐藤伸治がプレイすることのないこの名曲の魂をクラムボンの3人が受け継いでいるんだな、と感慨にとらわれたり。うん、いいライヴだった。

 立ち見も一杯の満員の盛況で、もちろん今までの野音では一番の入り。結成10年で今が一番盛り上がっている状況なんじゃないかな。うまく立ち回れば次のアルバムあたりでブレイク……ということもありそうだが、そこで無理をせずマイペースを守るのがクラムボンでもあるだろう。

 ステージでミト君がフジロック出演に触れ、出演時間がドゥルッティ・コラムとモロにかぶっていることを嘆いたら、客席からはまったく反応がなく……という場面はかなり面白かったが、どうやら最新情報によればドゥルッティ・コラムはメンバーのひとりが急病でキャンセルだそう。これで敵はハッピー・マンデイズとフリクションになったわけだ。さて、どうしますかねえ……

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■ロック夜話 ありがとうございました

 ロック夜話にご来場いただきありがとうございました。ジョンさんはすごく真面目な方で、事前にかける曲をきっちり決め、プレイする順番や構成まで考えてきてくださったゲストの方は初めて。幼少時の辛い体験まで包み隠さず話していただき、結果的には「やって良かった」と感謝もしていただいた。このイベントはまずゲストの方、次にお客さんに喜んでいただくためのものなので、本当にやって良かったです。

 次のゲストはまだ未定ですが、決まり次第ここで報告いたします。

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2007.07.15

■次回ロック夜話:ゲスト決定!

(イベント開催まで、このエントリーがトップにきます)

Lex_jon

★「小野島大のロック夜話」
@円盤 http://www.enban.org/
7/15(日)18時半開場 19時開演
チャージ:1000円(incl. 1 drink)
ゲスト:ジョン(犬)
http://jonthedog.blog18.fc2.com/
http://www.myspace.com/jonthedog242
司会:小野島大(音楽評論家)
*ゲストの愛聴盤を聴きながら、ゲストが自身の音楽史や音楽観を語り尽くすトーク・ライヴ・ショー。


 開催まですでに一ヶ月を切ってますが、ようやくゲスト決定しました。いつかこの方をゲストに、とずっと思っていたんですが、やっと実現! 

 巨大な犬(熊のようにも見えるが気にしない気にしない!)の着ぐるみを着て足踏みオルガンで童謡のような鼻歌をうたう……と書いてもその可愛くてシュールで摩訶不思議な面白さを1ミクロンも伝えたことにならないのが悔しいですが、とにかく日本が生んだもっともユニークでキテレツで突出した個性と才能のひとりであることは保証します。

 で、見たことのある人ならご存知と思いますが、とにかくこの人のライヴには終始クスクス笑いが絶えない。喋りの面白さ、全身からにじみ出る愛嬌、なんともいえないマジカル・ポップなパフォーマンスが最高なんですよ。はたしてトーク・ライヴという形で彼女(女性です)の面白さがどれだけ伝えられるか。自分でもチャレンジなんですが、なんとかがんばりたいと思います。彼女は会場となる高円寺・円盤で定期的にライヴをやっているので、円盤の常連の方ならよくご存知ですね。

 ジョン・ゾーンから吉田達也まで認める奇妙かつ個性的な才能。ぜひお見逃しなく!

Wikipedia

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