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2007.08.02

■フジロック07

 今年はいつも定宿にしているホテルが工事中で確保困難という話で、もし予約がとれないようなら3日間フル参加は無理かな……と思っていたのだが、すんなりとれたので、例によって前夜祭から参加。お金も時間も体力も手間もかかる夏のイベント。行く前はややユウウツだったものの、いざ始まってしまえば、やはり楽しい。ちょっと間があいてしまいましたが、軽く感想など。

●今年からプレス用の駐車場が、苗場プリンス前から、3.5キロほど離れた場所に移動。かってスキー場用に使われていたとはいうものの、山奥の辺鄙な場所で、携帯も通じない、いまはうち捨てられた廃虚のような古い駐車場。係員のひとりもいない。送迎のバスが一時間に一本くるのだが、それまでの不安なことといったら……

●今年はさほど雨にもたたられず、コンディション的にはここ数年の間ではベストだった。月曜日の苗場は豪雨だったから、一日ずれてたらかなり辛いことになっていたろう。その点はラッキーだった。やっぱ夏の野外フェスは暑くなきゃね。人も適度な混み方で快適。ただし2日目のメインアクト終了後のオアシス広場の混み方は異常だった。

●前夜祭でワインを半年以上ぶりに飲まされる。大して量は飲まなかったが翌日テキメンに応えたので、それ以降はセーブ。おかげで最後まで頑張れた。今年から持っていった背もたれ袖つき巨大折りたたみ椅子にも助けられた。大きいけど肩にかつげば意外に負担でもなかったし、小さな携帯用の椅子に比べると段違いにラク。だから今年は以外に体力を消耗せず済んだ。

●例によってカメラを持っていって、お会いした方の写真を撮ったが、今年はいつになく会った人が少なく、恒例のフジ写真集はやめておきます。特に業界の知人に会わなかったなあ。みんなフジは卒業?

●前夜祭も含め見たものの、○と×。ほんの一瞬しか見てないものも含むので、評価はお遊び。個々の感想は、気が向いたら。

(前夜祭)
○ジライヤ

(1日目)
×ブロンド・レッドヘッド
×センチメンタル・シティ・ロマンス
○ゴマ&ジャングル・リズム・セクション
○アキコ/モレーノ=ドミノコ=カシン+2
×レイルロード・アース
×ユア・ソング・イズ・グッド
○キングス・オブ・レオン
×オーシャン・カラー・シーン
○ミューズ 好きじゃないけど、みんなが好きなのはわかる
○×キュアー 言いたいことはたくさんある
◎イルリメ 天才!

(2日目)
×ザ・バーズ・アンド・ザ・ビー
○湯川潮音
○!!!
○カイザー・チーフス
◎オマー・ロドリゲス・グループ
○ストゥージズ
○ビースティ・ボーイズ
○ジョナサン・リッチマン

(3日目)
○面影ラッキーホール
×ディアフーフ
○エレクトラレーン
○toe 予想以上に良かった。ポストロック界のザ・ポリスって感じ
×せいかつサーカス
××上原ひろみ 今回のガッカリ大賞
○ジョナサン・リッチマン
○クラムボン ただし1発目に「Bass,Bass,Bass」を持ってきたのは、明らかに失敗(笑)
◎バトルス
○ヴォアダムス
×ケミカル・ブラザーズ でも映像と音響はすごかった。ヴォアダムスに比べると、大金持ちってかんじ

 でも一番ウケたのは、行き帰りの車中で同行者に聴かされたドラゴンフォースというバンドの「インヒューマン・ランページ」というアルバムだった(笑)。メロスピ侮り難し。最終日の夜ははやめにホテルに戻り、テレビの選挙速報に釘付け。当選インタビューを受ける丸川珠代の、シャブでも打ってるんじゃないかと思うほどの瞳孔の開いたうつろな表情がすごかった。

 月曜日は15時前に帰宅。帰りの高速が土砂降りの雨で運転にかなり神経を使った。18時から渋谷でバトルスの取材。そのあとタワーのインストア・ライヴ。取材中、ライヴ本番直前だというのにグビグビとビールを飲んでるのに驚く。ライヴの出来はフジの4割減って感じでしょうか。もちろんそれだけ見ていれば十分すごかったと思うけど、昨日があまりにすごすぎた。酔っていたせいか?ミスも目立ったしね。
 
 そんなわけで翌日にはもう現実に戻り仕事に集中。今週末は自宅で原稿だ。来週はサマソニだが、行けるかなあ…

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コメント

小野島さん、お返事ありがとうございます!

最新のTime Control。
安易な曲もありますが、「Time Difference」と「Time Control, or Controlled By Time」が好きで(どちらも速弾きの曲です)、一度生で聴いてみたいと思っていたんです。
安易というのは、どこにでも転がっていそうな曲で何のオリジナリティもないという意味です。
上原さん自身、ピアノとギターのマッチングは非常にチャレンジなことだと思っているようで、その辺りの意識が”互いに合わせる”方向に行ってしまったのでしょうか。
冬にツアーをやるようですので、ぶっ壊れたところも出してくれることをかすかに期待しつつ聴いてきたいと思います。

ロック夜話、近々是非お邪魔したいと思っております。

猛暑になりそうですが、素敵な夏になりますように。
夏フェスレポート、楽しみにしています。

投稿: ドラ | 2007.08.07 02:33

>>ドラさん

はじめまして。書き込みありがとうございます

 上原ひろみはファースト・アルバムとセカンドはかなり好きだったんですよ。キース・エマーソンのナイスみたいな感じで。

 今回はスクリーミング・ヘッドレス・トーソスのギターの人がバンドに入って、よりロックっぽくなってるというふれこみだったんで期待してたんですが、じっさいは実に凡庸、というか古臭いジャズ・フュージョン。いや、それはまだいいんですが、ギターの人も上原に合わせてるのか、実に平分なプレイだったし、肝心の上原の演奏が、ただうまいだけで個性や面白みに欠けるんですね。

 でもテクはあるから、はやいパッセージでガンガン弾きまくってる曲はまだ爽快感があるんですが、ヘンに雰囲気出したバラードとか全然面白くない。

 ステージでの喋りとか聴いてると、ごく普通のお嬢さんという感じで好感持てたんですが、音楽的には色がなさ過ぎて物足りなさを感じました。

 演奏技術はあるんだから、技術に委ねきって、とにかく早弾きしまくればいいのに、中途半端なんですよね。別に彼女に限ったことではなく、ギタリストでも同じです。自分の強み、長所は最大限に生かすべきです。

 まあ好みもあると思いますが、今後はよほどのことがない限り、彼女のライヴを見ることはないと思います。

投稿: 小野島 | 2007.08.05 00:13

初めまして。
このブログや小野島さんの新譜レビュー、いつも興味深く拝見しております。

フジロックは2日目のみの参戦で、上原ひろみさんが聴けなかったことをとても残念に思っておりました。
もしよろしければ、ガッカリ大賞の授与(?)理由をお聞かせ頂ければ幸いです。

投稿: ドラ | 2007.08.02 21:58

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