2010年1月18日 (月)

■ロック夜話:今後について

 昨日のロック夜話、ご来場いただいた方はありがとうございました。告知から開催まで間がなかったんですが、みなさまのおかげで動員もなんとか格好がつき ました。思わぬ飛び入りゲストもあって、盛り上がりましたね。この日のために特別にビデオまで編集してくれたジュネさんには感謝です。司会者及びオーガナ イザーとしては、想定していたものと全然違う内容になってしまい、やや戸惑いもあったんでですが、お客さんは喜んでくれたのでよしとします。

 で、ロック夜話はこの日でちょうど30回目の節目だったんですが、次回は一回お休みをもらおうかと思っています。30回もやって、ちょっとイベ ント自体の方向性、性格付けがやや曖昧になってきたこともありますし、呼べるゲストのネタが切れてきた(笑)こともある。NHK-FMの番組で大友良英さ んとお話ししたことをきっかけに思いつき、円盤店主の田口史人くんとの個人的な関係を頼りに、こちらから持ちかけて実現したイベントですが、それだけで続 けるのもそろそろ無理が出てきた。ここはひとつ、少しブレイクを置いた上で、ゲストのブッキングも含めてもう一度コンセプトを練り直して出直したいと思っ ています。順調なら5月からまた再開の予定です。

 ともあれこれまでゲストで出ていただいたみなさん、来てくださったお客さん、告知等で協力していただいたメディアの方々、そして田口君を始め円盤のスタッフなど、このイベントに関わっていただいたすべての方々に感謝です。再開のおりには、またよろしくお願いします!

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2010年1月 3日 (日)

■次回ロック夜話・ゲスト決定!

●「ロック夜話」vol.30 
http://onojima.txt-nifty.com/rockyawa/
1/17(日)18:30開場 19:00開演
場所:円盤〔高円寺)
http://enban.web.fc2.com/
チャージ:1000円1ドリンク付
ゲスト:Genet(Auto-Mod)
http://genet.jugem.jp/
http://www.auto-mod.com/webdata/index.htm
司会:小野島 大(音楽評論家)
*ゲストの持参した愛聴盤を聞きながら、ゲストの音楽遍歴や創作の背景について聞くトーク・イベントです。
*予約者より先着入場なので、予約をおすすめします。円盤 ozdisc@kf6.so-net.ne.jpまで。氏名、連絡先等を明記してください。
*問い合わせは円盤まで。

 記念すべき第30回のゲストは、おなじみオートモッドのジュネさん。日本のオルタナティヴ・ロックの重鎮であり、さきごろのDRIVE TO 2010でも、現役第一線で戦い続けてきたベテランらしい、凄みのあるプレイで圧倒してくれました。自ら主催するイベント「Tokyo Dark Castle」も好評。さらにここ数年は、ブログ等で、そのおそろしげな(?)なステージでの様子とはうってかわったお茶目で親しみやすい素顔も見せ、さ らにB級グルメの伝道師としても有名なマルチ・アーティストであります。

 非常に気さくで話し好き、しかもサービス精神たっぷりな人なので、きっと楽しいイベントになるでしょう。日本のパンク~インディ史に関する貴重な証言もいっぱい聞けるはず。みなさまの起こしをお待ちしてます。

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2009年11月 3日 (火)

■次回ロック夜話は11/15!

 なんと、いつのまにか来週末!

 あてにしてた人に断られたりして、バタバタしましたが、ようやく内容決定。今回はミュージシャンがゲストではありません。

ロック夜話・第29回
http://onojima.txt-nifty.com/rockyawa/
11月15日(日)19:00~
高円寺・円盤 http://enban.web.fc2.com/
チャージ:1000円(1ドリンク付)
出演:小野島 大(音楽評論家)×田口史人(円盤店主)
「知られざる自主制作盤のディープな世界」
●問い合わせは円盤まで。 ozdisc@kf6.so-net.ne.jp


 どういう内容かというと、パンク/ニュー・ウエイヴ以前にも多数存在したロック系自主制作盤の知られざる世界について、その道の研究家である円 盤店主の田口史人さんに、いろいろお話をお聞きするというもの。通常インディーズといえば、ゴジラ・レコードを始めとするパンク系レーベルがその嚆矢のよ うにとらえられがちですが、実はそれ以前にもロック系のインディーズは多数存在していて、おもしろいものもたくさんある。またパンク系以降でも、その後再 発もされず再評価もされない傑作・名作・迷作はたくさん存在する。田口君秘蔵のコレクションを聴きながら、その迷宮的世界を探ろうというものです。

 もしかしたら特別ゲストをお呼びするかも。マニアックなお話しになりそうですが、きっと面白い内容になりますよ。

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2009年9月16日 (水)

■森岡賢のロック夜話:予約受付終了しました

9/26のロック夜話(ゲスト・森岡賢)は、おかげさまでアッという間に予約のみで定員に達しました。よって今後の新規の予約受付は終了させていただきます。ご予約いただいたみなさん、ありがとうございました!

これでご本人も気をよくして、流麗なお喋りにさらに拍車がかかることでしょう。楽しみです!

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2009年9月 8日 (火)

■次回ロック夜話ゲストは森岡賢!

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「ロック夜話」vol.28 >『INDEX - SOFT BALLET 89/95』発売記念
http://onojima.txt-nifty.com/rockyawa/
9/26(土)18:30開場 19:00開演
場所:円盤〔高円寺)
http://enban.web.fc2.com/
チャージ:1000円1ドリンク付
ゲスト:森岡賢(ex Soft Ballet)
http://www.ken-morioka.com/
司会:小野島 大(音楽評論家)
*ゲストの持参した愛聴盤を聞きながら、ゲストの音楽遍歴や創作の背景について聞くトーク・イベントです。今回はソフト・バレエ・ボックス発売に伴う特別編です。
*予約者より先着入場なので、予約をおすすめします。円盤 ozdisc@kf6.so-net.ne.jpまで。氏名、連絡先等を明記してください。

*問い合わせは円盤まで。


 ソフト・バレエ第1期の集大成ボックス『INDEX - SOFT BALLET 89/95』の発売を記念しての特別編です。

 このボックスを監修した藤井麻輝と、遠藤遼一は残念ながらスケジュールの関係で不参加ですが、我らが賢ちゃんが出演してくれることになりました。当日はボッ クス・セット発売の直前ということで、現物のサンプルから何曲か聞きながら、あれこれ当時のお話をお聞きできればと思ってます。ボックス・セットのライ ナーで、かなり長いインタビューをやっているので、なるべくそれとはかぶらないように。もちろんソフト・バレエ以外の音楽活動や、賢ちゃん自身のこともお 聞きします。

 とにかくそのボックス・セットのインタビューが爆発的に面白くて、喋りだけでお金をとれる人と確信した次第。きっと楽しいイベントになると思います。基本的にギャラリーが多ければ多いほど話が面白くなる人なので、みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひ! 

 なお通常は奇数月第三日曜に開催しているロック夜話ですが、今回のみ26日土曜日の開催です。ご注意ください。 

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2009年7月20日 (月)

■アヒト・イナザワのロック夜話:ありがとうございました!

 たくさんのご来場、本当にありがとうございました!楽しかった!

 告知開始から開催まで間がなかったのでどうかと思ったが、おかげさまで超満員。しかも通常だと実際の入場者は予約者の7割ぐらいだったりするの だが、今回はほぼ全員が来てくれた。それだけ熱心なお客さんがついているということだろう。女子率の高さはモーサム百々君以上で、過去最高だったんじゃな いか。ポリのフミちゃんも遊びに来てくれたりして、とても賑やかだった。

 そしてトークのほうも絶好調。音楽との出会いからバンドを始めるまで、そしてナンバー・ガールの結成からVOLAの結成、現在まで、驚くほど率 直に、包み隠さず喋ってくれたアヒト君に大感謝。ぼくが彼の取材をやるようになったのはごく最近からなので(ちゃんと話したのは今回のロック夜話で3回 目)、そのトークの内容がどれぐらい珍しいものだったのか判断がつかないんだけど、自分としては驚くような話の連続だった。向井秀徳との関係性とか、 VOLAのメンバー交代に関する裏話とか……とにかく彼が何を考えて音楽をやってきたのか、そしてVOLAに込める彼の思いや未来など、とてもよくわかっ た。彼の飾らぬ人柄もうかがえて、きっとファンの方も満足していただいたのではないかと思う。29日発売のニュー・アルバム『SA-KA-NA Electric Device』からも何曲かかけたけど、その充実ぶりも伝わったはず。

 それにしてもお客さんに女性、それも若い女性が多いというのはいいね。いや、ヘンな意味じゃなくて、若い女性は感性がとても鋭くてヴィヴィッド だから、こっちのちょっとした言葉や動作、冗談なんかにもすごく敏感に反応してくれて、とても話し甲斐があったのである。終始笑いが絶えず、でもまじめな 話のときには息を潜めるように熱心に聞いてくれて、いい雰囲気だったんじゃないだろうか。

 アヒト君もスタッフの人もとても喜んでくれて、またぜひ、という話にもなった。彼にとっても、こうして自分史を総括することはいい機会だったん じゃないか。3時間半弱の時間では消化しきれず、はしょった話もたくさんあったので、ネタはまだまだたくさんあるはず。いつになるかわからないけど、また こういう機会もあるだろう。

 ともあれみなさんお疲れさまでした/ありがとうございました。(小野島)

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2009年7月 1日 (水)

■次回ゲストはアヒト・イナザワ!

★「ロック夜話」vol.27
http://onojima.txt-nifty.com/rockyawa/
http://mixi.jp/view_community.pl?id=372563
7月19日(日)開場:18時半 開演:19時
高円寺・円盤 http://enban.web.fc2.com/
チャージ:1000円(1ドリンク付)
ゲスト:アヒト・イナザワ(VOLA & THE ORIENTAL MACHINE)
http://www.volafc.com/
http://www.myspace.com/volaofficial
司会:小野島 大(音楽評論家)
:アーティストの愛聴盤を聴きながら、そのアーティストの音楽的背景や創作の秘密に迫るトーク・イベント。
●予約者優先入場につき、予約をおすすめします。氏名・連絡先等明記の上、ozdisc@kf6.so-net.ne.jp まで。
●予約・問い合わせは円盤まで。ozdisc@kf6.so-net.ne.jp

●ニュー・アルバム『SA-KA-NA ELECTRIC DEVICE』発売直前! 新作の音も聴けるかも?

 元ナンバー・ガール→ZAZEN BOYS、現VOLA & THE ORIENTAL MACHINEのアヒト・イナザワさんをお迎えしてお送りします。非常にハキハキとよく喋ってくれる好青年。楽しみです! 

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2009年5月17日 (日)

■次回ロック夜話:ゲストは大野由美子!

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「ロック夜話」vol.26
http://onojima.txt-nifty.com/rockyawa/

●5月17日(日)19:00~

●高円寺・円盤 http://www.enban.org/

●チャージ:1000円(1ドリンク付)

●ゲスト:大野由美子(BUFFALO DAUGHTER、Sunshine Love Steel Orchestra)

http://www.myspace.com/yumikohno
http://www.buffalodaughter.com/

●司会:小野島 大(音楽評論家)

●アーティストの愛聴盤を聴きながら、そのアーティストの音楽的背景や創作の秘密に迫るトーク・イベント。 問い合わせは円盤まで。

 次回ゲストはバッファロー・ドーターの大野由美子さんであります。これでバッファローのメンバーは全員「ロック夜話」にご出演いただけることに なりましたね。最近ではリトルテンポのパン奏者土生剛さんとのSunshine Love Steel Orchestraというスティールパンのバンドでも活動、5月22日にはファースト・アルバムを発売する予定です。

 実際にお会いになった方ならご存じと思いますが、独特のゆったりした話しぶりも含め、大変チャーミングな方で、ゲストにお迎えできてとても嬉しい。ファン心理丸出しの司会になってしまいそうですが、個人的にも楽しみです。みなさんの起こしをお待ちしてます。

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2009年2月16日 (月)

■次回ロック夜話:ゲストはケンイシイ!

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★「ロック夜話」vol.25
http://onojima.txt-nifty.com/rockyawa/
3月15日(日)20:00~
高円寺・円盤 http://www.enban.org/
チャージ:1000円(1ドリンク付)
ゲスト:ケンイシイ
http://www.kenishii.com/

http://www.myspace.com/70drums
司会:小野島 大(音楽評論家)
●アーティストの愛聴盤を聴きながら、そのアーティストの音楽的背景や創作の秘密に迫るトーク・イベント。
予約者優先入場につき、はやめのご予約をおすすめします。お名前、連絡先等を明記の上、円盤まで。info@enban.org
●ふだんより開演が1時間遅いのでご注意を。

 ついにケンイシイ登場!

 以前から何度かオファーを出していたんですが、なにせ世界のテクノ・マスター、週末は海外DJツアーに出ていることが多く、なかなか日程が合わず。今回ようやく実現の運びとなりました。

 なかなか普段イシイ君の喋りを直接聞く機会は少ないかと思いますが、ぼくは彼の明晰・論理的かつ柔和で穏和な話しぶりが大好きで、インタビューをしていてもっとも楽しいアーティストのひとりであります。 たくさんのご入場をお待ちしております! (小野島)

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2009年1月31日 (土)

■ロック夜話vol.24 レポート

 お待たせしました。百々和宏さんをゲストにお迎えしたロック夜話のレポートが届きました。会場に行った方も、行けなかった方も、どうぞご一読を。

1/18小野島大のロック夜話 vol.24 ゲスト:百々和宏(MO'SOME TONEBENDER)

レポート:なかのめいこ

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 1月18日に円盤にてロック夜話第24回が百々和宏氏(MO'SOME TONEBENDER)を迎えて開催された。完全予約制で行われたイベントは、告知と同時に定員に達する人気ぶり。19時ちょうど、観客を前に定刻通りに姿を現した百々氏は、開演前にアルコールを注入しすでにご機嫌。トークショーは約3時間半にわたり、始終リラックスした雰囲気の中で行われた。

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 まずは音楽遍歴を中心にトークはスタート。1972年に福岡で生まれた百々氏の実家は立ち飲みもできる酒屋。酒は当然飲むものだと周囲の大人から教わり、酒飲みの素質は生まれた時から備わっていたことを明かした。なお、幼少期は落ち着きのない子供で、授業を妨害する生徒の1人として先生から注意される存在。あまりの落ち着きのなさに父親に剣道道場に強制的に入門させられたエピソードも披露された。

そんな百々少年が音楽に興味を持つようになったのは中学生の時。姉の聴いていたマイケル・ジャクソンやマドンナ、デュランデュランに触れ音楽に開眼。ちょうど「ライヴエイド」が開催された頃でもあった。その後は周囲の影響もあって洋楽、特にメタルにどっぷりハマる。ちなみに、家族で出かける時には助手席でDJもどきのことをしていたが、メタリカをかけると父親が激怒したそう。

<1曲目「メタリカ/バッテリー」:中学2年生だった百々氏を覚醒させた1曲として紹介。イントロで観客にヘッドバンキングを促す場面も>

 中学時代にギターを手にしていたものの、思うように弾けずせいぜいストラトキャスターを鏡の前で構える程度だった。高校入学後にバンドを組もうと意気込むも、高校生バンドにありがちなドラマー不在の事態に陥りなかなか自分のバンド組むことができず。初めて立ったステージはお祭りのステージ。誘われて入ったラウドネスのコピーバンドで、ギタリストとしてではなくベーシストとして参加していた。そうこうするうち、無事ドラマーが見つかり中学時代の友人とともに結成したバンドで初めてコピーしたのは、ニューヨーク・ドールズ「パーソナリティ・クライシス」。ちなみにガンズ・アンド・ローゼズもコピーしようとしたが難しくて断念したとのこと。当時のコピー曲のセレクトポイントは「自分にも弾けるかどうか」がポイントだったという興味深い発言も。

<2曲目 ニューヨーク・ドールズ「パーソナリティ・クライシス」:高校生ライブ選手権に参加したときにカバー>

 高校時代を過ごしていた80年代後期はちょうどバンドブーム最盛期。それまで音楽聴いてなかった連中がバンド組んだりしている様子に反抗心が芽生え、誰も知らない曲をカバーしてやろうと意気込んでいた。将来について考える時期でもあったが、家が厳しくない雰囲気だったこともあり、自然と音楽で飯を食えるようになれたらと思っていた。が、当時のギタープレイでは到底無理であることも同時に自覚していた。なお、後日ハマることになる日本のいなたいロック(ルースターズなど)にはあまり興味が沸かなく、先輩が聴く音楽として認識していたとのこと。

 高校卒業後は特に受験勉強をすることなく大学へ。バンドをやろうと意気込むが、周囲の同級生は真面目にバンドをやっている人間がおらず、地元の年上のミュージシャンとバンドを結成するためにボーカルへ転向する。ときにはあまり実績がないうちから「僕ボーカルやってるんですけど」と嘘をついてスタジオでセッションしたりも。

<3曲目 ちゅうぶらんこ「パトリシア」:当時福岡で活躍していたバンドで、百々氏が強烈なショックを受け「こいつらは世界を変える」と思ったバンドとして紹介>

 1990年代は福岡はインディーズで活動するという雰囲気はなく、メジャーデビューが目標となっていた頃。百々氏もプロデビューを目指し、東名阪ツアーを開催したりNHK「BSヤングバトル」(NHK主催のアマチュアバンドコンテスト)に出場したりする。「BSヤングバトル」ではSIVAというバンド(ブリティッシュ系のサウンドでメイクもしていた)で出場。大学の休学届けまで準備して臨み、全国大会で準優勝を果たす。司会者の赤坂泰彦に「ジョンレノンっぽい」と評され有頂天に。さらに実績が認められ、ピンでデビューしないかという話や、当時の音楽業界の風潮からユニットでデビューという話を持ち込まれたが、一緒にやってきたバンドメンバーを裏切れないと断り続ける。「もしピンでデビューしていたらピアノの弾き語りをしていたかもしれない?」という問いに場内は爆笑。それに対して「もしかしたら東京ドームで歌っていたかもね」と返す場面も。

 しかし、SIVAも3年ほど活動した後、解散。SIVAではできなかった「どがしゃーん」とした音楽がやりたくて、藤田勇と一緒にモーサムを結成することに。それと前後して曲作りが楽しくなり、一人で東京に出てしまってもいいかと思ったりもしていた。しかし、東京に出て成功した例が近しいところでなかったため上京には躊躇していた。ちょうどその頃「FUJI ROCK FESTIVAL」の第1回目に藤田を含む友人たちと一緒に参加。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのステージを見て「バンドがやりたい!もうバンドしかない」と決意する。その頃MTRを購入し曲作りを充実させようとしたが、1日で破壊し「俺はBECKにはなれん」と思ったというエピソードも披露された。

<4曲目 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「ピープル・オブ・ザ・サン」:FUJI ROCK FESTIVALのエピソードに絡んで紹介。同時に飛び入りゲスト、中村達也氏登場。第一声は「あけましておめでとうございます」

<5曲目 JOY HEIGHTS「太陽がちっさい」:新宿ピットインのライブを大友良英がリミックスしたもの。元は「太陽がいっぱい」という曲だったが、中村達也氏の意見でタイトル変更>

中村達也氏との歓談の後、再びモーサム結成時の話に。モーサムに関しては特にどういうバンドにしようという意識はなく、メンバー全員が好きな音楽といえばスネークマンショーだったと話す百々氏。モーサムの音楽がどこかダサいのは、スネークマンショーのDNAが刻み込まれているからという発言も飛び出した。

<6曲目 スネークマンショー「Stop The New-Wave」:モーサムメンバーが好きな曲として紹介>

 「どがしゃーん」としたアルバムを出せればバンドが短命でもいいと考え、とにかくメーカーの言うことは聞かないというポリシーを貫いていた初期のモーサム。彼らの音を聞きつけたクアトロのスタッフに「一緒に7インチを作ろう」と声をかけられ、初音源「DRIVE」を発表することとなる。初めてのCDができあがったときは、思わず天下取った気分にもなっていたそうだ。同時期より80年前後のロックバンド、例えばFRICTION、じゃがたら、INUを聴くようになった。

<7曲目 FRICTION「BIG -S」:モーサムもカバーしているナンバー>

 メジャーデビュー直前に東京に拠点を移動。個々の音楽性が楽曲に反映され始めたのも、上京してからだと言う。とにかくメジャー進出したときは、日本のロックの夜明けだ!と思ったけど、肩すかしを食らった雰囲気があった。その中で、とにかく「メジャーでどこまでエグくできるか」をテーマに活動を展開。ボーカルの音を下げたり、ドラムの音を徹底的に歪ませたり「今考えるとあんな極悪な音をよくメジャーでやれたと思う」とのこと。なお、当時の音源のエンジアリングは後期BLANKEY JET CITYを手がけた南石聡巳が担当している。

<8曲目 MO'SOME TONEBENDER「echo」:初期モーサムの代表曲として紹介>

 ユニバーサルとの契約終了後、アルバム「TRIGGER HAPPY」を制作。これは自由に好きなように作ったアルバムとして百々氏としても印象深い1作だそうだ。コロムビアと契約した後は、以前の音楽性から一転ポップな楽曲を作るように。きっかけは打ち込みやシンセサイザーの導入で、最初は藤田氏がそのスタイルを持ち込んだ。当初はドラマーがドラムを叩かないのはいささか疑問でもあったが、本人が叩かないというならという雰囲気。打ち込み導入に関してはライブでどうするか迷ったが、実際にライブ(朝霧JAMで初披露)でやってみたところ客の反応もよく感覚を掴んでいく。

<9曲目 MO'SOME TONEBENDER「Antonio Baka Guy」:少年ナイフ・トリビュート盤のために録ったボツ曲>

 最近になってロックに対しての考え方が変わったという百々氏。それまでNO(ない)と思っていたものを、YES(あり)と思うようになる快感を感じるようになっているとのこと。また、モーサムは必殺技がないまま技だけを覚えていったことで、モーサムならではの黄金律がないと発言。そして船長3人がいるような状態が今のモーサムであり、逆に何をやってもおかしくない状況だと話した。ベーシストがベースを置いても、チャンピオンベルトがかぶろうともとありなのだと武井氏の行動についても言及し、会場を爆笑させた。なお、最後は今後について「ワガママ具合に拍車をかけていきたい」と話しイベントを締めくくった。

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(イベント中に紹介した楽曲)
1. メタリカ/マスター・オブ・パペッツ
2. ニューヨーク・ドールズ/パーソナリティ・クライシス
3. ちゅうぶらんこ/パトリシア
4. レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン/ピープル・オブ・ザ・サン
5. JOY HEIGHTS/太陽がちっさい
6. スネークマンショー/Stop The New-Wave
7. FRICTION/BIG -S
8. MO'SOME TONEBENDER/echo
9. MO'SOME TONEBENDER/Antonio Baka Guy

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